年末年始に見に行った蜷川実花展とキュビズム展がめちゃ良かったので紹介するね。
(エモを)求めよ、さらば与えられん🤞
Ask, and EMO will be given to you.
▼今月観た展示
▶︎蜷川実花展@TOKYO NODE
鮮やかで華やかでちょっとグロテスクなテイストもあるお花や金魚モチーフの作品で有名な写真家の蜷川実花。
最新っぽいインスタレーションが見れそうだな??と思ってフラッと行ってみたら没入体験が非常に良かったよ🤞
場所は虎ノ門ヒルズの展示エリアTOKYO NODE。初めて行ったんだけど一旦8Fまで行ってから受付してロッカーに上着を預ける。
ビューンと45階までエレベーターで登ると景色が良い。
いざニナミカ展!
ニナミカと言えば、鮮やかなお花。藤の花のエリアでは贅沢に造花がぎっしり飾られていて美しかった〜🥹
令和の展示の流行りのキーワードは「没入」だと思ってる。
聴覚と視覚から観る人と作品の境目が無くなるような没入体験ができる展示が流行ってるよね。チームラボとかイマーシブミュージアムとかゴッホアライブとか。
ニナミカ展でも存分に没入してきたよ。
▶︎キュビズム展@国立西洋美術館
2024年は円安や情勢もあって海外から大物を借りる展示があまりない中で、今年の目玉展示はコレ!と聞いて行ったキュビズム展。ありがとう、山田五郎。
すごく好きな絵があったかというとそうではない。だけど、キュビズムがそれまでの絵画からどう生まれてどう枝分かれしたかのイメージが出来る良い展示でめちゃ勉強になったよ〜☺️
ヨーロッパから見ると原始的に映ったアフリカ・オセアニアの偶像たちの決して写実的ではないダイナミックな感じが、ピカソやブラックの絵に影響してるのがハッキリ見える。
セザンヌが現代絵画の父って呼ばれる理由もやっとわかった。
キュビズムが古典的絵画と圧倒的に違うのは、写実的な絵は現実を模倣するけど、キュビズムはモチーフを分解して再構築する創造の芸術であること。
キュビズムには対象を図形に分解した分析的キュビズムと、コラージュを取り入れた絵が総合的キュビズムがあるんだって。
ピカソとブラックが始めたキュビズムは次第に若い画家に広まって、抽象画的になったり色彩論を取り入れたりして多様化。
古典的な絵からどうやって脱却して、画面上の再構成の可能性を探究して、現代アートの限界を留めない訳わかんない感じに至ったのか。
キュビズムの視点からよく分かる素晴らしいキュレーションだったな〜!
今回で意味がわからなかった現代アートが少し咀嚼できた気がする🥳
まとめ
最近の観たアートを振り返ったよ。
2つの展示は対照的で、同じアートなのに全然違う楽しさがあったな…!
・解説は一切読まずに見て感じた蜷川実花展
・発展の軌跡がわかって面白いキュビズム展
2024年は円安もあって海外から大物を借りる展示があまりなくて外れ年かな〜と思ってた。
だけど、こういう時だからこそ国内のアートやまだ評価が確定してない現代アートの展示に行くのもいいよね🥳
キュビズムの発展の軌跡を知ってアートはまだまだ伸び代があると分かったから、今年はよく分かってない現代アートにもたくさん行きたい🤞
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エモーショナルで豊かな人生にしていくぞっ🥰