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Weekly FE名古屋2021-22 #18-19 合併号

 またも新型コロナウィルスの影響により1/29(土),1/30(日)のバンビシャス奈良戦、さらに2/2(水)の山形ワイヴァンズ戦が中止となりました。
 今回はFE名古屋の選手やスタッフに陽性者が出ることはなく、チームが活動停止とならなかったのは不幸中の幸いでしたが、予定していた試合が直前になってキャンセルとなるだけでもコンディション調整は難しくなるでしょうし、シーズン終盤に向けて怪我人が出ないことを祈るばかりです。
 という前置きはさておき、先週は試合がないのをいいことに更新をサボったので、合併号扱いにしてさっそく始めていきたいと思います。なお合併号と言っても内容はいつもと変わりません。笑

今週のTopics

① 東京Zに連勝で地区優勝へ一直線
② シーズン成立の条件をおさらいしておこう
③ エヴァンス ルーク、二度目の日本代表候補選出

(番外)カブレラ、またYoutube出るってよ

東京Zに連勝で地区優勝へ一直線

 今節の相手はアースフレンズ東京Z。「新B1に向けた第二創業期」と宣言し、名将と名高いウーゴ・ロペスHCや期待の若手選手たちを集めて迎えた今シーズンでしたが、成績面ではここまで過去最低の勝率と苦しんでいます。
 FE名古屋としては、ここで勝ち星を落とすわけにはいかないというのが正直なところ。とはいえ、過去の対戦を振り返ると大逆転負けを喫した試合もあるなど、決して気を抜けない相手でもあります。

 と、気を引き締めつつも、ふたを開けてみると東京Zは外国籍選手3人が揃って欠場。弱冠18歳で未来の日本代表候補とも名高い山ノ内勇登の奮闘など見るべきところはありましたが、全体としては終始相手を寄せ付けずにFE名古屋の連勝となりました。

 今節は点差が開いたこともあって、ここまで出場の機会が少なかった選手たちに多くの出場時間を与えることができました。

 中でも、鹿野洵生の復調は明るい話題でしょう。
 2日続けて二桁得点を記録し、3Pは12本中7本成功の成功率58.3%。今季はなかなか活躍の場がありませんでしたが、元々はFE名古屋のイケメン担当(自称)でありながらディフェンスやルーズボールといった汚れ仕事ができる選手なだけに、オフェンスでも存在感を発揮できるようになればおのずと出場時間も増えてくると思います。野﨑零也や林瑛司といった若い力に負けないベテランの味を見せてほしいところです。

イケメン担当のカッコいいところがもっと見たい!

(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 また、長く離脱していた笹山貴哉がついに復帰したのも明るい話題です。
 コンディション的にも試合展開的にもまだ慣らし運転といったところですが、平均10分という短い出場時間で平均5アシストはさすが。B2優勝には彼の力が必要なのは間違いないと思いますし、ここからさらに調子を上げていってほしいですね。今季の序盤戦で見られた石川海斗との共演も楽しみです。

笹山校長の復帰で、開幕月以来久しぶりに全員が揃った

(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 さて、今節ので連勝で、FE名古屋の東地区優勝へのマジックは『23』となりました。
 といっても中止になる試合も多く、現時点で表示されているマジックにあまり意味はないかもしれませんが、何にせよ地区優勝への道程がはっきりと見えてきたのは喜ばしい限りです。
 このままの調子で、東地区優勝、そしてB2優勝へ向かって突き進んでいきましょう!

シーズン成立の条件をおさらいしておこう

 年明けからにわかに中止となる試合が増えてきたBリーグ。中には早くも消滅が決定した試合も出てきて、今シーズン一体どうなっちゃうの?というブースターの方も多くいらっしゃいます(僕調べ)。
 ということで、ここでは2021-22シーズンが成立する条件についておさらいしておこうと思います。

 2021-22シーズンが成立する条件は2つ。

①リーグの進行が2/3を終了
②全クラブの試合実施数が1/2(30試合)以上

 です。

 ①は、今季のB2で予定されている全420試合の2/3にあたる『280試合』が消化されればOKです。ちなみに、現時点(2/8現在)では224試合が消化されているので、あと56試合で成立することになります。中止される試合がなければ、土日開催の1節で計14試合が消化されるので、あとちょうど4節分ですね。うーん、最近の様子を見ていると確実に大丈夫とは言えないのがなんとも。

 ②は、B2の全クラブが30試合以上を消化すればOKです。現時点で30試合を消化していないのは西宮ストークス(28試合)のみ。つまり西宮があと2試合を消化すればそれで成立するので、こちらは大丈夫そう。

 そしてついでに、リーグ戦の順位の決定方法もおさらいしておきましょう。
 消滅する試合があるということは、クラブ間で試合数が一致しないままリーグ戦が終了する可能性があるということ(昨季もそうでしたが)。その場合、勝ち数ではなく勝率に基づいて順位が決定されます。
 例えば今の成績でいえば、香川ファイブアローズが21勝10敗、仙台89ersが22勝12敗で、勝ち数では仙台の方が上ですが、勝率では香川(67.7%)の方が仙台(64.7%)よりも上なので、順位は香川の方が上になります。

 ただでさえクラブによって対戦回数が異なるのに、さらに消滅試合などがあると結果に納得できない人も出てくるでしょうが、それはそれ。今季はもうこのフォーマットと決まっているので、どの試合が消滅してもいいように目の前の1試合1試合を大事に戦っていかなければなりませんね。

エヴァンス ルーク、二度目の日本代表候補選出

 東京Zとの2試合を終えた翌日に飛び込んできたのが次のニュース。
 FE名古屋のエヴァンス ルークが、またも日本代表候補に選出されました。

 記事内にもある通り、今回の選出は2022年9月に中国(杭州)で開催されるアジア競技大会に向けた強化合宿に参加する選手としての選出です。

 選出メンバー全員のリストはコチラ↓↓

 アジア競技大会はアジア版オリンピックともいわれる大会で、アジアオリンピック評議会の主催で4年に1度開催される大会です。一部の方々には、4年前にジャカルタで開催された大会だという説明の方が伝わりやすいかもしれません。ちなみに、その次の2026年大会はFE名古屋のホームでもある愛知県で行われます。だから早く5,000人規模のアリーナをだな…

 アジア全域の国々が参加する大会で規模としてはかなり大きいものになりますが、一方でオリンピックやW杯の出場権が絡まない独立した大会となっており、日本代表としてもフルメンバーというよりは日本代表の当落線上といった選手たちのテストの場になることもある印象です(あくまでも個人の印象)。
 さらに今回は、天皇杯(2/9開催)やコロナによるコンディション不良などの影響も大きいと思います。宇都宮、千葉、川崎、琉球の選手は2/9(水)に試合があるので合宿に呼ぶのは不可能ですし、例えば名古屋Dなどは1/31(月)に選手8名が濃厚接触者判定を受けたばかりです。
 このあたりは、トム・ホーバスHCもインタビューで触れていますね。

 今回の合宿は2/7(月)から2/10(木)までの4日間ということで、おそらくは週末の試合にはチームに戻ってくるものと思われますが、本人にとってハードなスケジュールとなることは間違いないので、まずは怪我がないように祈りたいです。

 また、こちらはまだ発表されていませんが、2/26(土)、2/27(日)のアジア地区予選に臨むメンバーにルークが選出されるかも気になるところです。以前にも説明した通り、帰化選手は代表メンバーにたった一人という狭い枠ですが、その枠を勝ち取れるように頑張ってほしいところです。
 なお、こちらは選出されれば、FE名古屋の試合を1~2週は欠場することになりますが、本人はもちろんチームにとってもさらなるステップアップのチャンスになると思います。ルークも他のみんなも頑張ってね!

ルークのさらなる躍進に期待!
(写真提供:ばんばんさん(@banno_sports))

(番外)カブレラ、またYoutube出るってよ

 シーズン開幕当初に参加させていただいた、バスケットボール雑誌『ダブドリ』のYoutubeチャンネルの企画に、またも参加させていただくことになりました。内容は、シーズンの順位とプレーオフ進出チームの予想ということになると思います(たぶん)。

 参加者は前回同様、アースフレンズ東京Zの前HCであり、最近は『ELPIS』という会社を立ち上げてYoutubeでも様々な動画を配信している東頭俊典さん、1月から正式にダブドリの社員となったダブドリデジタル担当の宮本將廣さん、そしていつもnoteでB2全体を広く深く紹介してくださっている大迫力さんです。

 こういう企画に素人が手を出してウケるのは最初だけで、2回目以降はだいたい失敗するというのが定説なのですが、僕もそう思います(笑)。それなのになぜ参加するのかというと、「自分が楽しいから」以外の理由はありません(開き直り)。
 ということで、少なくとも僕は楽しんでやっていきますので、皆さんもぜひ軽い気持ちでご覧いただけたらと思います。

2月11日(金)の20時開始!!
よろしくお願いします!

(前回の動画はコチラ。まだ見てない人はぜひ)

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