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Weekly FE名古屋2021-22 #29

今週のTopics

① ホーム最終戦&地区優勝セレモニー
② 気になる他チームのプレーオフ出場順位

ホーム最終戦&地区優勝セレモニー

 今節の相手は青森ワッツ。ここまで2勝42敗と苦しんでいるチームです。
 この試合がホーム最終戦となるFE名古屋としてはしっかり勝って終わりにしたいところ。

 結論からいうと、Game1の前半こそワッツの3Pが好調で苦しんだものの、後半からは順調に点差を広げ、Game2もそのまま押し切る形で連勝となりました。
 高さで劣る青森としては少しでも前があいたら3Pを打とうという意識だったのかと思いますが、それがハマっていた時間帯もそれほど慌てることなく自分たちのDFを遂行できていたのは、FE名古屋がシーズンを通して自分たちのバスケットに自信をつけてきた証だったのかなと思います。

強固なDFはチームの自信にもなっている
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 逆に青森は、スーパールーキー駒沢颯や成長株の日本人ビッグマン臼井弘樹など、選手のレベルで他のB2のチームと比べて大きく劣るということはないと思いますが、シーズンを通して勝てない時期が長く続いていることで自分たちがやるべきバスケットに自信を持てず、結果として選手たちの間で選択するプレーに細かなズレが生まれてしまっているのかなと思いました。
 この後、アースフレンズ東京Zとの絶対に負けられない戦い×4が待っていますが、勝ち慣れていない青森としては、初戦に勝って自信をつけられるかどうかが重要になってきそうです。

両日とも二桁得点で存在感を見せた駒沢颯
(写真提供:マメちゃんさん(@natsuki30en))

 また、今節はFE名古屋のB2東地区優勝が決まってから最初のホームゲームということで、試合後に地区優勝セレモニーが行われました。
 前にFE名古屋が地区優勝を飾ったのは17-18シーズン。このときはシーズン最終戦までもつれての地区優勝だったので、セレモニーも比較的簡単なものだった印象です。ちなみに、前回の地区優勝セレモニーのときも相手は青森ワッツでしたね。縁起がいいから毎年ホーム最終戦は青森ワッツにしましょう。

選手&コーチはもちろん、チームスタッフの頑張りもあってこその地区優勝!
ここに写っていないスタッフやFEgirlsもね!
(写真提供:愛さん(@aifl314))

 地区優勝セレモニーでは、地区優勝の盾やボードが贈呈され、コーチやキャプテンのスピーチもありましたが、なんといっても1番目立っていたのは我らが副キャプテン鹿野洵生の漫談スピーチでした。
 その様子はバスケットLIVEでも配信されているのでもし見ていない方はぜひ見ていただいのですが、ともかくこの地区優勝セレモニーでそれができるメンタルがすごいです。笑
 他の選手のインタビューなどでも「1番面白い選手」としてよく名前が上がる鹿野洵生。キャプテンの宮崎恭行に次ぐベテランである彼が率先してチームを盛り上げていることで、チーム内の雰囲気が良くなっている部分は間違いなくあると思います。
 それでいて、試合に出場すれば常に100%の力でディフェンスやルーズボールといった泥臭いプレーを遂行してくれるという本当に素晴らしい選手なので、若手にはぜひ見習ってもらいたいですね。

FE名古屋のイケメン担当を自称するだけのことはある
(写真提供:愛さん(@aifl314))

 さて、シーズンも残すはアウェイ4試合のみ。そのうち熊本との2試合はプレーオフに向けていろいろと試したい試合になると思います。
 ただ、それよりもまずは怪我なく、そしてコロナに巻き込まれることもなくプレーオフを迎えられるようにしたいですね。

気になる他チームのプレーオフ出場順位

 さて、リーグ戦最高勝率を決めたFE名古屋としては、気になるのは他チームのプレーオフ出場順位です。

現在の順位(Bリーグ公式HPより)

 FE名古屋は初戦でワイルドカード下位(プレーオフ出場順位8位)のチームと対戦しますが、こちらは越谷佐賀でどちらか勝率が低い方になることが濃厚です。
 数字上は愛媛にも可能性が残っていますが、佐賀が残り6試合のうち1勝するか、愛媛が残り2試合のうち1敗した時点で不進出が決定するので、現実的には厳しいかなと。
 越谷と佐賀は現在勝敗数で並んでいて(ともに25勝19敗)、残りは越谷が[仙台,仙台,西宮,青森]、佐賀が[奈良,西宮,西宮,奈良,熊本,熊本]です。ここへきてレイナルド・ガルシアが復帰した佐賀が西宮や熊本から勝ち星を奪えるかが鍵になりそうですね。

 また、ワイルドカード以外の順位争いも大混戦です。仙台香川熊本西宮の4チームがたった1ゲーム差で順位を争っている状況で、まだまだどうなるかわかりません。
 特に西地区は、佐賀も含めてまだ直接対決が残っているチームもあるので、一戦一戦が大事になってきますね。先にも書いたように、佐賀は今季途中まで得点、アシスト、スティールの3部門でB2トップだったガルシアが復帰したので、西宮や熊本といえど簡単には勝利することはできないでしょう。
 一方、福島は今節で仙台に連敗したことで少し離されてしまいましたが、残り3試合すべてプレーオフに進出できない下位チームとの対戦となっているので、こちらもまだ順位を上げる可能性がありそうです。

 SNSでは他チームのファンが「FE名古屋と別の山に行くためには〜」と言っているのをちょくちょく見かけるようになりましたが、当のFE名古屋ファンとしては、いずれも同じ山に来て欲しくないチームばかりです。いっそのこと、お望み通り全チームFE名古屋とは別の山にいってくれたらいいのに…

こんな感じにすればみんな幸せなはず

 なんてジョークはおいといて、B2優勝B1昇格を目指すならどこがきても関係ない!ただ目の前の相手に勝利するのみ!
 …なんですが、結果的にどのチームが相手になってもいいので、リーグ戦最高勝率を決めたチームの特権として一足先にプレーオフに向けたスカウティングをするために、とりあえず順位だけ確定させてほしいですね。笑

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