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僕から見た世界の本質と現実を直視させない社会構造

はい、本日は就労移行支援事業所の在宅プログラムを受けました。
自転車を漕ぐトレーニング中に思いついたあれこれを検証しながら書いていきたいと思います。

・僕から見た世界の本質

上記の記事から、世界の上位2100人の資産が46億人分の資産を上回っていることが分かる。
世界の人口が78億人であり、逆にこのうちの半分にあたる下位39億人の資産は世界の資産の2%にしか満たないという記事もあった。

これらの事実とは別に、皆さんは現状の自分は恵まれていると思うだろうか?
恐らく、この記事にたどり着いている時点で、自分は住む家もあって、なんとか食べるものもあって、お風呂にも入れるから、
仕事や人間関係で多少嫌なことがあっても、それなりに幸せである。というような回答が大多数を占めるのではないかと考えている。

だから、世界には大富豪がたくさんいる事も知っているが、彼らを責める気など毛頭なくて、今の生活を守れればそれでいい。
みたいな考えの人が多いと思うし、それは正論だと思う。これが正直ないわゆる中流層のマインドなのではないか。

しかし、こういった中流層は重大なリスクを負って生活していると私は思っている。
それは、病気や事故で働けなくなった場合や、日本が戦争に巻き込まれて都市部が攻撃された場合、
大不況が起こった場合、大災害が起こった場合などである。

一方、先ほどの富裕層は、仕事をしなくても食っていけるだけのお金があるし、豪邸にはもちろんシェルター区画があるだろうし、
大不況を利用して稼ぐ手段も持っているだろうし、大災害に際しても表向きには寄付をして、裏では稼いでいるかもしれない。
戦争が起こるにせよ、身内を守るだけの私兵を雇っているかもしれない。

もしこれらが事実だったとしても、私たちが大富豪を責める大義名分はない。
なぜなら、それらは全て資本主義のルールで正当な行為だからだ。

・現実を直視させない世界の構造

昨今では電子機器が普及し、テレビ、インターネットなどで、様々な情報を得ることができる。
それはゴシップ記事だったり、最近では某宗教団体がどうだとか、おいしいグルメはこれ、とか。
その中で得られる情報というのは、それを見る側の欲しい話題しか提供されないし、普及もしないようになっている。
それ自体は、メディアやSNS企業側から見れば自社の収益に繋がっているから良いとしても、
今本当に直視しなきゃいけない問題や、見る側が頭を悩ませるような深刻な問題はまず提供されていない。
そんなもの誰も見たがらないし、企業の儲けにも繋がらないからだ。
例えば、中国やロシアや北朝鮮などが連携して日本に攻撃して来たらどうしよう、とか、
明日事故や病気で働けなくなったときに備えよう、とか
いつ大地震が来るか分からないから、先取りして移住しよう、とか。

過去に3S政策というものがあったが、現在では企業や個人の利益に繋がる為、
意図せず3S政策が行われているかのような状態であると言える。

まとめ

確かに今の生活は昔に比べたらはるかに恵まれているものかもしれないが、
今の日本、ひいては世界が抱えている頭の痛くなるようなリスク、本質を見つめなおす必要があると思う。
娯楽というまやかしの幸せにすがって生きるのではなく、より良い社会、世界を作るための議論を、
次の時代を担う若者たちに積極的に行ってほしいと思う。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!


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