影響力の武器
おはようございます!
影響力の武器、読み切りました!
全447ページ、読み切る事が大事!
どうして人は動かされてしまうのか。
それを、返報性・コミットメントと一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性の6カテゴリーに分けて解説しています。
ざっくり言うと、
返報性 → 人にいいことされたらいいことをお返ししたくなっちゃう。
コミットメントと一貫性 → ちいさな事でも自分がコミットメント(立場を明確に)するとその後意に反する事があっても一貫してつづけちゃう。
社会的証明 → 他のみんなもやってるからやっちゃう。
好意 → 好意を持たれると応えたくなっちゃう。
権威 → 医者や学者など偉い人には従っちゃう。
本書の中でここ面白いな!というところがあったので紹介します。
●コミットメントと一貫性の例
子供に電動のロードレースセットを買ってあげる約束をした父親の話です。
もともとこのロードレースセットは土曜日の朝にやっているアニメ番組のCMで繰り返し流れていました。
クリスマスにはこれが欲しいという話になったようです。
それを買いに行ったとき、どの店でも売り切れていて買う事ができませんでした。
注文してもいつ入荷するか分からないとの事。
クリスマスにはロードレースセットの代わりになるおもちゃを買う事になりました。
そしてクリスマスが終わりしばらくするとロードレースセットが入荷、子供が欲しがります。
父親は1度した約束を守ろうとしておもちゃを買ってあげました。
このおもちゃのメーカーサイドの視点が面白くて、
①クリスマス商戦に向けてロードレースセットのCMをバンバン流す。
②クリスマスに向けて商品は少ししか卸さない。※当然売り切れ。
③それに見合う代用品を多く卸しておき、それを買わせる。
④落ち着いたら再度CMを打ってロードレースセットを買わせる。
結果、メーカーは2倍の売り上げと利益を得る事なったのでした。
めでたしめでたし。
つまり別のクリスマスプレゼントを買ってあげたにも関わらず、1度子供としたロードレースセットを買うという約束(コミットメント)を破らないよう行動してしまう(一貫性)という話です。
もともと外国の本なので今の日本で同じような売り方がなされているかはわかりませんが、今でいうとロードレースセットではなくて鬼滅の刃でしょうか?笑
そんな視点でみてみると面白いかもしれませんよ!
それでは本日も素敵な1日を!
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