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“この仕事向いてない”と感じる人へ。CA時代の教訓

こんにちは。
《CA.jp》編集担当スタッフの栗野です。

これまで、私が客室乗務員時代に先輩CAから教わってきたことや、自身で感じてきたことをご紹介しました。

ご興味のある方はぜひご覧くださいね。↓↓↓

仕事に対して「向いている」「向いていない」そんなことを考えるときって、就活中だけではなくお仕事を始めたあとや、転職したあとにもあるかと思います。

  • 何か失敗する

  • 人から怒られる

  • 防ぐことができたケアレスミスをする

  • お客様や同僚を不快にしてしまう(しまったかも)

など、何か壁にぶつかったときや、うまくいかないときほど、思わず「はぁ。向いてないこの仕事」と落ち込むことがあります。

私は性格上、真面目、曲がったことが嫌い、妥協できない、理由がないと納得できない、おそらく俗に言う「完璧主義」なのだと思うのですが…

柔軟に対応できなかったり、1度ミスをすると気持ちの切り替えがうまくできなかったり、相手を不快にしなかったかなど、ズルズル考えてしまい…結構引きずってしまうタイプです。

そんなとき、そつなく仕事をこなす同期やサバサバした性格の人を見ていると余計に気持ちが追いつかず、ため息が出てしまうことも多々ありました。

CAのお仕事のいいところは、1便ずつ状況も変わり、クルーやお客様ともその日限りのことが多いことです。

クルー同士は会社によっては、日本人クルーの繋がりが強かったり班フライトがあったりと、完全に「その日限り」というわけではありませんが、一般的な事務職などに比べると切り替えがしやすい環境です。

そんな環境にも関わらず、「私ってこの仕事ほんとうに向いてないかも…」と感じることも。

CAの中には「天職!」「この仕事向いてる!」と自信を持って言える人もいるかと思うのですが、そんなわけで私の場合は性格上、自信を持って言えるタイプではありませんでした。

ただ、CAの経験を通して1つ、自信を持って言えることがあります。

それは、「『向いていない』と感じるときほど、自分が成長している」ということ。

何か行動をしているからこそ壁にぶち当たるわけで、何も行動していない人は壁にはぶつかりません。

私自身は「自分に向いている仕事なんてない」とすら考えています。

不得意なことが多い、何も得意なことがない。

私と同じように感じる人は、ぜひ「そもそも自分に向いている仕事はない」と開き直ってみると案外気持ちが楽になるものですよ。

何も向いていないから、今こうして行動している、変えようとしている。

そう思うと、「私頑張ってるかも!」と少しポジティブな気持ちになります。

就活、転活、勉強、お仕事など、落ち込むことは絶対に誰でもあります。

でも、諦めずに向き合うことで、すこーーーしずつでも前に進んでいると信じてみましょう。

そもそも「向いてない」と感じる段階まできていることを忘れないでいたいと思っています。

半年前や1年前の自分は違う「悩み」だったかもしれません。

ときには周囲と比べて劣等感を感じ「向いてない」と嫌になる日もありますが、

「成長している証拠」
「頑張っている証拠」

との気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。

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