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“靴磨き=自分磨き”CA時代に先輩から教わったこと

こんにちは。
《CA.jp》編集担当スタッフの栗野です。

ANAの客室乗務員時代に、可愛がってくださっていた先輩のAさんから教えていただいたことがあります。

それは、「靴の綺麗さにその人の内面があらわれる」ということ。

「おしゃれは足元から」との言葉もありますが、

目線が行き届きにくい靴まで美しく磨かれている・お手入れできている人は、細かいことまで気がつき周囲にも配慮できるというA先輩からの教え。

美しく丁寧にケアされた靴の持ち主は、誠実で聡明な証拠。

「試しにファーストクラスのお客様の足元に注目してごらん」

A先輩にそう言われ、キャビン巡回の際にお客様の足元に注目したことがあったのですが…

ーーー 靴が汚いお客様は1人もいませんでした。

ファーストクラスのお客様の靴も眩しいほどピカピカに磨かれており、足元までしっかりとお手入れが行き届いていました。

さらに、ファーストクラスのお客様は、ジェントルマンや品格の高い女性が多く、CAに対する対応も丁寧でこちらが恐縮してしまうような方が多いというのがA先輩の持論。

靴まで丁寧にお手入れされている人は、小さなことにも丁寧に気を配っているなど、その人自身が日々「何を意識しているのか」や「人柄」が無意識のうちにあらわれるということ。

また、A先輩によると「靴が汚い人は仕事ができない」そうで、靴が汚い人は、

雑でめんどくさがり
気配りができない

といった傾向があるとも語ってくださいました。

靴は自然とその人の内面があらわれる

尊敬するA先輩からのその教えを聞いて以来、私はずっと自身の靴磨きやお手入れを大切にしてきました。

きっと私のように“靴磨き=自分磨き”だと感じ、お仕事だけではなくプライベートでも靴のお手入れをしている客室乗務員の方は多いことと思います。

靴のお手入れも、美しくお手入れされた靴を履くことも、とても気分が良く心躍るような気持ちになりますよ。

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