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人生が一本の映画なら

うぅ…

心臓が痛い。

朝からコーヒー飲みすぎて胸が苦しいッス。


今日は仕事が休みだったので朝からがっつりランチの企画やアイデアをまとめたり、チラシを作ったりしようと思っていました。

しかし意気込む時ほどうまくいかないのが世の常。

朝からトラブル続きでロードでも歌ってやりたい気分になりました。(最近ロード歌ってないなぁ)

この4月からメニューの価格を税込みで表記することが義務付けられたのはご存知でしょうか?

これ店側からすると地味にどころか相当手間なんですよね。

これなんの意味があんの?っていまだに半信半疑ですよ。

だって店のメニューブック以外にもWEBやレジの方も直さなきゃいけないわけでしょ?

おまけにお客さんから「なんか高くなってない?」なんて思われちゃうし。

手間かけてお客さんに喜ばれるならまだしも逆に値上がり感を持たれちゃ店側にはデメリットしか残りません。

これじゃますます客離れに拍車がかかってしまうってもんですよ。


てなわけで、いくら愚痴ったところでルールが変わるわけではありませんのでこればっかりは自分がルールに合わせるしかありませんね。

今日はその価格変更のためにレジを業者さんに預けたり、テイクアウトのご注文をこなしたりで休みとはいえ結局ほとんど作業が進みませんでした。

やらなきゃいけないことは山積みなのになにも片付かず焦りがつのるばかり。

ただ、これまでの料理人人生で今が一番の転機になっていることは間違いありません。

ここはこれまで勉強してきた成果を見せる時だと自分に言い聞かせ、むしろチャンスと思っています。

一本の映画を撮るように、人生をプロデュースしなさい。
イネス・リグロン

そうさ、自分の自伝を撮ろうと思ったらこれまでの人生ではあまりにも全然つまらない。

やっぱり逆境を乗り越えてこそ物語は面白くなるってもんです。

今度からランチを始めてみようと思いますが、正攻法ではおそらく思ったような結果にはつながらないと思っています。

しかし、扱うのはあくまでも食ですから、あまりにも突拍子もないことやポリシーに反するようなことはしたくありません。

そうではなく、今回はマーケティングやセールスライティングなどの知識を駆使してプロモーションしていきたいと考えています。

お客さんの心を動かすような、そして自然と購買意欲をかき立てられるようなそんなキャッチコピーなどを使って…

今回自分らしさとは何か?他店とは違ったアプローチとは?差別化や個性とは?そんなことを深掘りしていった結果、このような考えに至りました。


「所詮食い物なんて腹に入ってしまえば同じこと」

これは決して適当でいいやという意味ではなく、食というのはそれだけ差別化しにくいものだという意味で僕は捉えています。

旬は春夏秋冬どのお店、どのジャンルでも同じです。つまり美味しいと思う食材は皆同じ。

調理法も基本的には「生」「煮る」「焼く」「蒸す」「揚げる」しかありません。

それ以外で差別化しようとまず思いつくのが盛り付け。

あとはサービスや器、店の内装といったことくらいです。

だからこそカギを握るのがお客様への「届け方」そこなんじゃないかと思いました。

「良いものを作っていれば必ずお客さんは来てくれる。」これは半分正解で半分は間違いです。

良いものを作り正しく届ける。

ここに僕はフォーカスしてみたい。そしてどんな結果につながるのかを知りたいと思っています。


さてさて、カッコいいことばっかり言ってますが実際にはまだ何も準備が進んでません。

まずはメニューを決めたり仕込みをしなければこのままでは店は開けられません(笑)

また机上の空論ばかり盛り上がっても現実はそんな甘くないのがこの商売。

とにかくまずは実行し、修正しながら精度を高める。


僕の物語はきっとここから面白くなってくるはずだー!



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