長い長い物語に惹きこまれながら。
おそらく、けっこう、つかれもあるだろうし、
また、12月になっての、
せわしなさや、あわただしさも、
あるんだろうとおもうけれども。
ちょっと失敗してしまったりして、
おちこんだり、考えこんだりしてたら、
なんかさみしくなってきたりして。
さいきんは、なんだか、
そんな感じだったですが。
でも、そんなさいきんにはさ、
長い長い小説を読みながら、
その小説の物語の中に惹きこまれながら、
どこか慰められる、みたいな、
そんなふうにして過ごしていたの。
ぼくはどちらかと言えば、
長い小説ってあんまり読めないほうなのですが。
現在は、川上未映子さんの『夏物語』をね、
夢中になって読んでおりまして。
きのうの夜、ようやっと最終章のページまでたどりつき、
きょう読了予定で。
物語での「精子提供での妊娠・出産」というテーマも、
考えさせられますが。ぼくは、とくには、
主人公・夏子が、悩んで、すこし自暴自棄のようにもなり、
お酒に呑まれるようになる、みたいな、
その「お酒に酔う」の描写が、
あまりにもリアルで、見ていてけっこうつらかったし。
でも、小説が、すごいなあ、って感じた。
でも、そんな長い長い物語に、
惹きこまれながら読むことによって、
じぶん自身が、慰められたり、癒たりすることって、
あると思っていて。
だからこそ、そういうような、
惹きこまれるような長編の小説に出合えたとき、
ありがたい気持ちになる。
川上未映子さんの『夏物語』を読み終えたら、
また、読みたいと思っている書籍を読んだあと、
おそらく年末年始のころには、ひさしぶりにね、
村上春樹さんの『1Q84』を読み返したいと思っている〜。
物語を、信じてたい。。。
令和元年12月17日
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