20191217空

長い長い物語に惹きこまれながら。

おそらく、けっこう、つかれもあるだろうし、
また、12月になっての、
せわしなさや、あわただしさも、
あるんだろうとおもうけれども。

ちょっと失敗してしまったりして、
おちこんだり、考えこんだりしてたら、
なんかさみしくなってきたりして。

さいきんは、なんだか、
そんな感じだったですが。

でも、そんなさいきんにはさ、
長い長い小説を読みながら、
その小説の物語の中に惹きこまれながら、
どこか慰められる、みたいな、
そんなふうにして過ごしていたの。

ぼくはどちらかと言えば、
長い小説ってあんまり読めないほうなのですが。
現在は、川上未映子さんの『夏物語』をね、
夢中になって読んでおりまして。
きのうの夜、ようやっと最終章のページまでたどりつき、
きょう読了予定で。

物語での「精子提供での妊娠・出産」というテーマも、
考えさせられますが。ぼくは、とくには、
主人公・夏子が、悩んで、すこし自暴自棄のようにもなり、
お酒に呑まれるようになる、みたいな、
その「お酒に酔う」の描写が、
あまりにもリアルで、見ていてけっこうつらかったし。
でも、小説が、すごいなあ、って感じた。

でも、そんな長い長い物語に、
惹きこまれながら読むことによって、
じぶん自身が、慰められたり、癒たりすることって、
あると思っていて。
だからこそ、そういうような、
惹きこまれるような長編の小説に出合えたとき、
ありがたい気持ちになる。

川上未映子さんの『夏物語』を読み終えたら、
また、読みたいと思っている書籍を読んだあと、
おそらく年末年始のころには、ひさしぶりにね、
村上春樹さんの『1Q84』を読み返したいと思っている〜。

物語を、信じてたい。。。

令和元年12月17日


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