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飲食店経営で成功するために最も大切なこと⁉️

無愛想なうちの親父

うちの親父、無愛想で性格も短気だし、まったく客商売に向いてないんです(笑)


でも脱サラして始めたこの商売ももうすぐ創業30年になろうとしています。

飲食店の閉店率は1年目で約3割。2年目になると約5割が閉店し、3年目では7割にも達するというのだから、その中で30年商売を続けてきたということはまぁまぁ成功した部類に入るのではないでしょうか。

今日はそんな親父から学ぶ飲食店で成功するための秘訣についてお話ししていきたいと思います。


「やりたくないことはやらない」

本日の結論がズバリこちらです。

とにかく「やりたくないことはやらない」

これに尽きます(笑)

たとえ「お客さんのためには〇〇〜」ということがあっても、やりたくなかったらやらない。それがうちの親父です。

例えば嫌いなお客さんには挨拶すらしません。

「いらっしゃいませ」もなければ「ありがとうございました」もです。

(正直これは直すべきことですが…)


その結果本人はいつもニュートラルでいられるんです。

毎日心がリセットできているようなんですよね。

その結果メンタルも安定します。

それがお客さんにも認知されるとブランド化、いわゆる名物親父になるんです(笑)

うちで言えば「無愛想」「いなくなる」「酒癖が悪い」など。

そこまで周知されると、たとえ姿が見えなくても「ここの親父はいつもこうなんだよ。」とそれが当たり前になるんです。

トランプ大統領がどんなに破天荒なコメントをしてももはや誰も驚かないのと同じですね。

(このほどの選挙にもさほど影響はないようですね)

大事なことは「何をやるかよりも何をしないか」

新聞だって全部を読もうと思ったら2〜3日はかかってしまいます。なんせ新書2冊分の文字数があるそうですから。

大事なのは何を読むかよりもどこを読まないかを見抜くこと。

そもそも全てを満遍なく網羅する方が無理なのです。

商売もそうなのかもしれません。

上を見ればキリがないですし、競合も大勢なのでいちいち他人と比べていたら身が持ちません。

おまけに料理屋は1日が長く、休みも少ない。

そして利益率も低い…。(何も良いことねぇじゃん)

ただでさえ不安やストレスが付き物の商売です。

ただ、一国一城の主になれば全てが自分の自由にできるという大きなメリットがありますよね。(当たり前のことですが)

何をやろうが、いつ休もうが全て自分に裁量権があるわけですから、今の時代これほどの自由な商売はなかなかないんじゃないかと思います。

今日からできる「やりたくないことはしない」

ネットや雑誌を見ればミシュランのキラキラしたスターシェフの店ばかりが特集されていますが気にすることなんかありません。

やりたいことを全部やることは不可能ですが、「やりたくないことを一切やらない」は今日から今すぐにできることです。

それで商売が成り立つかどうかなんてやってみてから決めれば良いだけのこと。

元々やってないサービスが後から新たに増えればお客さんにとってはメリットしかないんですし。

だったらまずはやりたくないことをやめることから始めてみてはどうでしょうか?

自分にもお客さんにも無理のない経営は心も身体もそしてなによりお店もスリムになって、必ずフットワークが軽くなるはずです。

開業当初に大きな理想を描くのも大事ですが、商売を始める本質的な目的はもっと身近なところにあるはず。

またこれからの時代は様々なニーズに対応するためにスモールなビジネスが息の長いものになっていく傾向があります。

まずは自分の気持ちに素直に従って、「自分は何がやりたくて何がやりたくないのか」を見極めることの方がずっと大事なことだと思います。

ここでちょっと告知させてください。

最近YouTubeを始めました。

まだコンテンツがあまりありませんが「今後こういう動画を見てみたい」などのリクエストや「ここをもっとこうした方がいいんじゃない?」といったアドバイスをいただけると大変励みになります!

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