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「絶対に達成できる目標」の積み重ね

今朝仕入れに向かう車中でキンコン西野さんのVoicyを聴いていると、ふと自分にも思い当たるものがあるなと思いました。

ざっくり言うと、「意志に委ねた努力は続かないが、仕組みに委ねた努力は続けられる。」みたいなお話しでした。

大変興味深いお話しで、達成できるかできないかにおいて難易度はあまり関係がないというのもなかなか目からウロコ。


自分自身を振り返ってみると、僕は小学校2年から高校卒業までずっと野球一筋でやってきました。

高校では甲子園にも出場したのでそれなりに厳しい環境でしたが、続けるということに関しては全く苦労しませんでした。

「続ける」はイコール「辞めない」だと思うのですが、単純に辞めないという選択肢がなくなれば残るのは「続ける」だけになります。

つまり「続ける」ことを目標とするならば「辞めない」という仕組みの方を作ってしまえば難易度は高くても「続ける」ことは達成できるのです。

「いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています」
      『「イチローの成功習慣」に学ぶ』

これはイチローさんの名言ですが、まさに続けることの大切さを説いている言葉だと思います。

それとはかけ離れた習慣なのですが、僕もいつからかずっと継続している習慣があります。

それがゴミ拾いです。もう少し具体的に言うと、「自分が落としたゴミはどんなに小さくても100%必ず拾う」ということを習慣にしています。

今でもこれだけは100%継続していて、もはやコメ粒ひとつだろうが拾わないと気持ち悪いです。

いや、ゴミくらい普通拾うでしょ?って思うかもしれませんが、意外と屋外だったりするとそのまま放っておくこと多くないですか?

ゴミって基本的には価値がないものですから案外意識しないと拾わないものなんですよ。

調理場だと小さければ排水溝にそのまま落としちゃったりできますしね(笑)


この習慣で僕が大事にしているのは実はゴミを拾うという行為よりも、100%必ず達成できる目標を作ることです。

とにかくどんなに具合が悪くてもイライラしてても何が何でもこれだけは100%必ず守るという仕組みがほしかったんです。

そして今ではどんなに急いでいても必ずゴミだけは拾うようになりました。

コツというほどのものではありませんが、継続の秘訣はやはり落とした瞬間にすぐ拾うことです。

すなわち「物を落とす」が「ゴミを拾う」の合図になるわけです。

こうやって次のアクションを起こすためのトリガーとなるものをセットで習慣にすると達成がグッと近づきます。

まぁ、これいわゆるif-then planningってやつなんですけどね。

《もし、〇〇したら△△する》といった感じでリスト化するんですが、ゴミ拾いとおんなじで〇〇した時には△△しないと気持ち悪くなるので自然と△△する習慣が身につくようになるんですね。

まぁ残念ながら僕もあれこれリスト化してはみるものの、ちゃんと続いているのがゴミ拾いだけっていうね…

残念ながら僕の人生における最優先事項は今のところゴミ拾いです(笑)

でも良いんです。イチローさんも「小さなことの積み重ねがとんでもないことに繋がるよ」っておっしゃってますから。

もしかしたらゴミがいずれ金に変わるかもしれないじゃないですか?


なーんて下心を抱いているうちはいつまでたってもゴミしか見つけられないんでしょうけどね。

また明日からもコツコツがんばりまーす!



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