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大谷翔平を目指しても仕方ない

野球をあまりご存知ない方も大勢いらっしゃると思いますが、大谷翔平選手の名前を知らないという人はいないのではないでしょうか?

日本人離れした体格と、球界最速のストレート、そしてバッターとしてもメジャーリーグで4番を務めるなど(4番というのは簡単に言うとチームが繋いだチャンスを自らの一振りで決めるめっちゃカッコいい花形の打順です)もはや漫画の世界のプレイヤーです。

さらに甘いマスクと知的なコメント。(あと足も速かった!)

もはや欠点を探す方が難しいような…

なんかもうそんなわけわかんない異次元の活躍をする選手が我々日本人から誕生したということなんです。

すごいですよねー


今日のテーマは「一発逆転や大当たりを狙わずに、ほんのちょっと視点をずらしたり、アプローチを変えながら、小さな成果をコツコツ積み重ねて行こうぜ」ってお話です。


最初野球にあまり詳しくない方にもわかりやすいようにと思って書き出したのですが、なんか書けば書くほど説明文が長くなってしまって話の本筋とズレていくので、今回は野球知らないよって方はすいません、スルーしてください(笑)

(もっとわかりやすい例えにすればよかったですね)



さて、話は戻りまして、今の野球界では日本、メジャーを問わず、「カットボール、スライダー、チェンジアップ、スプリット」といった手元で鋭く曲がったり、ちょっと滑らせる、芯をずらすといった変化球が主体になっています。

これはおそらくメジャーから日本に入ってきたスタイルだと思いますが、メジャーでは、緩急と言うよりはストレートの軌道から鋭く変化する球で、相手の打ち損じを狙うのが主流です。

空振りを狙うのではなく(一部を除いて)、「バットに当てられてもいいよ、ヒットにならなければ」ということですね。

腕の振り、球の軌道はストレートとほぼ一緒。

芯を微妙にずらすことで内野ゴロやフライの山を築く。

そんな投球が多くなってきました。


これがなに?ってことなんですけど、今巷を賑わせているリーダーたちの経歴や活動を見ると、本当に皆さんすごいですよね。

派手っていうか。

皆さん一様にホームランをかっ飛ばしたり、革新的なアイデアを生み出しているように見えます。

でも実際には表に出ない(むしろそっちがメイン)活動を日頃から淡々とこなしているんです。

みんなウォーミングアップや練習もなしにいきなり大当たりや空振り三振なん取れるはずがありません。


でも「毎日同じことを10年もコツコツ続けています」なんて言っても地味だし、誰も真似できないから言わないだけなんです。

ビジネス書もおんなじです。

抽象的な解説で、みんなが実践できるようなことしか書かないようにできてるんです。


僕だけじゃないと思います。
「いつか有料noteでガッツリ稼ぎたいな」とか
「書籍化のオファーとか来ないかなー」って思ってる人。


でもいきなりそんなうまい話なんてあるはずないんですよね。

世の中そんな甘くない。


だから成功を思い描くことは大事なことですが、決して自分を過信してはいけないということ。


ほんのちょっと誰かの琴線に触れられたらとか、どこかの誰かの背中をほんのちょっとだけ押してあげられたらとか。

決して欲張らず、まずはほんのちょっとの変化だったり試行錯誤、違った角度からのアプローチ。

そういった地味な努力の積み重ねが大事だと思うんです。

完投も継投も勝ちは勝ち。

同じ1勝でしかありません。


まず我々のような凡人は派手な空振りやストレートで三振を取ろうとするのではなく、内野ゴロやフライに打ち取る技術、つまり「小さな成功」を身につけていきましょう。


それがのちの結果に結びつく唯一の近道だから。




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