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“衝撃!!”の3曲。

僕が音楽を聴いてきた約30年ほどの間で、「なんじゃあこりゃあ!?」ってなった衝撃の3曲を紹介します。

①Radio head/『Paranoid Android』

世界のロック史に確実に名を刻んだ名盤『OKコンピューター』収録曲。
正直なところ、1回聴いただけではアルバム全体はおろか、この1曲すら理解が及ばなかった。プログレというジャンルもこの曲で初めて知ったし、何より前作までのRadio headと全然違う、急激な変化に戸惑ったのだ。
複雑な楽曲構成と、繊細で浮遊感のあるトム・ヨークのボーカルが印象的な、当時の僕にはあまりにも斬新な曲でした。

どうせ聴くならば、本曲『paranoid android』だけでは無くアルバム全曲を聴いてもらいたいけれど、1曲選ぶなら間違い無く、象徴的なコレです。
何歳になっても、何回聴いても、飽きまへん。もうあきまへんわ!!

②Sex Pistols/『Anarchy In The UK』

こちらは完全に後追いです。僕パンクロックとの出会いはブルーハーツなのですが、ピストルズがいなければ、ブルーハーツもいなかったんじゃないかと思っています。それぐらい世界に衝撃を与えたバンドと言えると思う。

グランジ=ニルヴァーナと同じぐらい、パンク=ピストルズと言っても過言じゃないと、個人的には考えています。オリジナルアルバムを1枚しかリリースしていないのに、未だに世界中で愛されるバンド。シド・ヴィシャスなんて知らないのに、シドTシャツを着ている人が日本にも溢れている。

さて、ピストルズというとどうしてもシド・ヴィシャスが象徴的に語られがちですが、音楽的には間違いなく、ジョニー・ロットン(ジョン・ライドン)の高くてしゃがれたバカっぽい声が、ピストルズの音楽の軸となっていると僕は想います。

でも、やはりピストルズ=シド・ヴィシャスなのでしょうね。シドとナンシーは映画化もされた、伝説的な破天荒バカップル。ボニーとクライドもそうですが、コンプライアンスに雁字搦めになった現代では存在自体があり得ないと思う。冷静に考えたら単なるクズ野郎でしか無いわけで。

だからこそのパンクロック。
この1曲に、その全てが集約されているんじゃないかな。

③どんぐりず/マインド魂

歴史的な2バンドからの、急に気鋭の邦楽アーティストです。

邦楽もここまで進化したかと驚かされる、若き天才ユニットどんぐりず。
昨年“関ジャム”で紹介された辺りから、一気に注目を集めています。

シンプルでセンスの塊のようなジャンルレスなトラックと、森とチョモの2MCが最高過ぎる。なんだろう・・・、とりあえず聴いてみて下さいとしか言えません。語彙力が追いつかない。

多種多様なジャンルの楽曲があって、どれも本当にカッコイイんですが、中毒性がヤバい『マインド魂』を是非聴いて頂きたい。チープさをセンスで軽く凌駕するMVも素晴らしいです。もっと多くの人に届いてもらいたい!!

以上、僕の衝撃の3曲でした。聴いて!!

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