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甲子園で五句。

ラベンダーさんの企画に便乗します!
野球やってたので三句じゃ気持ちが収まらなかったです…。一部俳句、あと川柳です。
※ルール破ってすみません。球児なのに…。

『汗の流れ落ちて変わる土の色』

真夏の甲子園、グラウンドに立っているだけでも汗が滴り、落ちた汗はグラウンドの土の色を変えていきます。

『炎陽にスコア滲ます雫かな』

スコアラーを兼任するマネージャーもチームの一員です。共に喜び、共に涙します。時には涙でスコアブックが滲むこともあるでしょう。

『勝敗を越えて尊い君の涙』

勝って涙、敗けて涙。レギュラーに選ばれずに涙。マネージャーも応援団も選手の家族も、甲子園にはたくさんの涙があります。その涙のどれもが尊い。対象を個人にしたくて字余りだけど「君」を選びました。

『甲子園スタンドに響く蝉時雨』

蝉時雨は比喩です。スタンドの応援団やブラスバンドも甲子園の一つの見どころ。選手達が全力を出せるよう、応援も全力。蝉たちも、短い命を全力で鳴らします。

『勝ち名乗り全力で歌う我が校歌』

一般的な高校生にとって校歌ってそれほど大きな意味を持たないと思うのですが、甲子園でのそれは勝者にのみ許される、戦場での勝ち名乗りのようなもの。勝利の象徴です。こんなに校歌を全力で歌ったこと、ありますか?

如何でしたでしょうか。

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