CDを探して、CDショップを探す
あれほどどこにでもあったCDショップ、どこにいった?
思えばCDを買ったのなんていつ以来だろう。amazonの履歴を見ると2019年らしい。そっか、それからずっと買ってないのか。DVDとかは買うけど。
山下達郎さんのCDが発売されました。11年ぶりらしい。
正直、長年のファンでもない。ただ、何枚かCD持っているし、この人のこだわりは、日曜昼下がりのFMをずいぶんと昔から聞いているから、どんな人かも知っている。いまはどうかわからないけど、このFM番組は自宅で録音しているとのこと。CMも入れた状態で録音するそうだ。自宅のこだわりのあるスタジオでの録音は、さぞすごいものだろう。音響のすばらしさ、その空気感はオーディオマニアは好むはず。
「サブスクリプションはしない」という信念から、今回のCDの音源はCDからしか得られない。やっぱりね、CDの持つ音の広さはCDしかできない(もしくはCDよりもデータの大きい配信方法)。時々CDを聞くとちょっと驚くよね。「あ、やっぱり配信は音が悪いな」って。音楽というより、音のなにか的な感じ。
そんなわけでCDを買おうと思ったんだけど、CDしか手に入らないのだから、リアルな店舗で買おうと思い、近くのイオンに行った。イオンだもん、CDぐらいあるよ。
って思ったんだけど、ない・・・。
フロアマップで探してみたけど、CDショップはない。
「おー、マジか。知らないうちにCDショップが消えてる」
一生懸命探して、本屋の一部がCDを売っていることがわかった(フロアマップではわからず、スマホで検索した(笑))。
行ってみたけど、山下達郎さんのCDはすでに売り切れ。っていうか、昔みたいに山積みに売るわけでもなく、数枚は置けるスペースにちょこっと「取り寄せになります」と書いてある感じ。
世の中、サブスクでそもそもCDを買わない時代。CDショップってこんな感じになっていたのか。。。
高校生時代とか、街の小さなCDショップで、発売されたばかりのCDを買って、家で何度も聞いてた。CDウォークマン持っていたので、お店を出てすぐに聴いた。なんていうか、あの幸福感。いまはないのか。
あと、もう一つ。サブスクでまとめられているこの時代。CDの音源をスマホに取り込みってどうやればスマート?なにで聞けるの?一昔前のitunesとかもうないよ??
そんなわけで、時代の変化に驚いた日。
全国のCDショップが軒並み閉店している事実を、改めて深刻なことだと思いました。