1分でわかる「マーケティング」

マーケティング基礎-３-

働く女性・女性起業家のためのCheerful pro(チアフルプロ)
マーケティングラボ 所長　伊藤のりこです。

そして今回は、製品（商品やサービス）の利点という点についてです。
・製品（商品やサービス）には、提供する側が考える点と製品を購入する側とでは、違う見方をしています。
　それが「セールス・ポイント」と「ベネフィティング・ポイント」の
相違点です。

１．「セールス・ポイント」とは
　　　「セールス・ポイント」という言葉は、営業をされている方はよく
　　聞く言葉だと思います。
　　　セールス・ポイントは、「製品を提供する側が考える、商品や
　　サービスの利点」になります。
　　　例えば家電製品では「○○という機能は、✖✖のような時に便利
　　ですよ」と、販売担当者から言われることがあると思います。
　　　これは製品の機能がどれだけ素晴らしく便利であるのか？という
　　ことを、言っていることになります。
　　　一見お客様にとって、とてもメリットのある機能のように思えま
　　すね。
　
　ところが、そのような機能を必要としていないお客様にとっては、
「何も利点が感じられない」ということになります。
　「セールス・ポイント」が、お客様にとって「利点が感じられない」
ということは、その製品(商品やサービス)を、購入したい！という気持ちに結びつけることができない、ということなのです。

一方「ベネフィティング・ポイント」は、商品やサービスを受ける側から見た「メリット」ということになります。
　「ベネフィティング・ポイント」については、詳しく次回以降書いていきます。

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