ジャンプする前にはしゃがむものだ

今、日本を含めて世界は大きな混乱の中にいます。

この様はまさに「ブラックスワン」。未知のウイルスという見えない敵との戦いは長いものになりそうで、辛抱強さが求められるものとなるでしょう。

人間、終わりが見えない状況に対してはストレスを抱えてしまうものです。

このような中だからこそ、今後についてしっかりと考える機会にしてはいかがでしょうか?

未来に目を向けることで多少なりともポジティブな感情が生まれてくるかと思います。

当社ができるサービスと併せながら、少しだけ先のことに思いを馳せる機会にしてみましょう。

キャリアの棚卸ししてみませんか?

個人レベルでできることの一つが「自分の振り返り」です。

これまでの仕事で得たスキルや経験を棚卸しして、整理してみてはいかがでしょうか?

今転職するつもりがなくても、自分自身が得たものの整理は今後業務を行う中で必ず役に立ってきます。

もっと言えば、昨今のコロナの影響で会社の質も見えてきました。

「従業員を大切にします」「社員は宝です」。このような言葉を発信していながら、従来の環境を変えることができずに社員サイドから呆れられている企業も散見しています。

もちろん、業種によってはリモートワークの導入が難しいものはあります。

しかし、本当に従業員に配慮しているのか否かというのは透けて見えるものです。

ここで会社に対して思うところがあったとしても、今すぐに退職や転職といった行動に移るのはリスキーです。何せ転職市場も一気に下火になっていますから。

しかるべき準備をして、後々判断する方が賢明かと思います。

転職するにはポジティブなきっかけでもネガティブなきっかけでもどちらでも大丈夫。とは言え、今は時期が悪い。

その分準備期間に充ててみましょう。

意外な発見が出てきたり、会社に対しての別の印象が出てきたりするかもしれません。

企業は即座に変化できる準備を!

個人レベルにおいてはじっくりと、で大丈夫かと思いますが企業はそうはいきません。

今回の騒動で見直すべき点は多々でてきたかと思います。

安全・衛生管理体制の問題や、緊急時の対応など方策がないまま走っていたことが露呈した企業は数多い。

このウイルスについては、1月に報道がなされるようになってから2か月以上の期間がありました。

初期対応から在宅勤務を導入した企業もあれば、しばらく様子見したのちに在宅勤務に切り替えたところ。未だに出社を義務づけている企業などその対応は様々です。

上述しましたが、全ての業種・業界で在宅勤務が成立する訳ではありません。

在宅勤務を導入できたにも関わらず判断できなかった企業や、導入したかったもののリソース不足で動けなかった企業など事情も様々でしょう。

こういう状況下で上層部がどのように判断・行動するかというのを従業員はつぶさに見ています。これが企業と従業員間での不信感に繋がらなければよいのですが・・・

何にせよ、この騒動で企業ごとの取り組みに大きく差ができてしまったのは事実です。

今後同様のケースが発生すると仮定した上で、どのように今回の件を反省するのか。そしてその反省をどう活かすのかというのは喫緊の課題と言っていいでしょう。

大きく、飛ぶ準備を

現在、都市封鎖目前という状況下。

これからどうなるかは誰にもわかりません。

騒動が早期に終息することを祈るばかりです。

どのような状況であれ、ネガティブな側面もあればポジティブな側面もあります。

しばらくは経済活動も停滞するでしょうが、これも大きく飛ぶための準備期間と捉えて活動する方が賢明かと思います。

騒動が終息した時にすぐスタートダッシュができるよう有意義な期間にしていきましょう!

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