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336日目(ひな祭りとはまぐりと古事記)
母ちゃんを仕事に送った帰りのクルマ
「行きたくない、うわーん(泣」
原因不明のぐずり。昨日はあんなに楽しそうだったのに。
平行線
話を聞いても、行きたくない、から拉致があかなかった。でも、園で楽しくないことを聞くと何もないらしい。
「父ちゃんがいないと寂しい?」
「うん」
これが本音なのかもしれない。
蛤
今日は楽しいひなまつり。
蛤がひな祭りの行事食となったのは、平安時代に貴族の間で始まった『貝合わせ』に由来するといわれています。この遊戯は、蛤の貝殻の内側に花鳥や人物などの美しい絵を描き、裏返して並べて、同じ絵柄同士を合わせて遊ぶもので、『源氏物語』にも登場します。
二枚の貝殻は同一個体のもの以外は決して合わないことから、夫婦和合や貞操の象徴とされ、ひな祭りや結婚式の膳に出されるようになったとか。また、江戸時代の享保年間(1716〜1736年)に、八代将軍・徳川吉宗が、この貝の謂われから、婚礼の祝膳に蛤の吸い物を発案したともされています」
『ひな祭りのお吸い物といえば「蛤」なぜ?』
より、
男女が夫婦で添い遂げることことこそ幸せであると考えられていた、素朴な時代の名残りらしい。
おひなさまとおだいりさまはアマテラスとスサノオ
博士ちゃんというテレビ番組を見て知った話。そもそも、雛人形は夫婦ではなかったらしい。
きょうだいを中心とした集団をつくって生活していたという大昔の日本人の行動様式が見て取れるかもしれない。
親子、夫婦、きょうだい
節分は、親子のつながりがテーマの行事なのではないかということを以前の日記で書いたが、ひなまつりは、古くはきょうだい、新しくは夫婦というつながりをテーマにしているようだ。
それは、ある意味セーフティネットになっていて、わたしたちが行き詰まらないように工夫されている行事なのかもしれない。
帰ったら、妻と長女にも協力してもらって、ひなまつりを楽しくやろう。
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