「心臓を捧げよ」…?

この note は、漫画の話ではなく、時事ネタです。ネタというのは、笑えるものです。笑ってください。笑い飛ばしましょう。笑えるならね…。

「もう一度言う…
調査兵団に入るためにこの場に残る者は近々殆ど死ぬだろう
自分に聞いてみてくれ
人類のために心臓を捧げることができるのかを」

これは、『進撃の巨人』という漫画に出てくるセリフである。
これをパクって、私はこんなセリフが頭の中に浮かんでいる。

「もう一度言う…
臓器移植に入るためにこの場に残る者は近々殆ど死ぬだろう
自分に聞いてみてくれ
人類のために心臓を捧げることができるのかを」

(髄液の成分の入ったものを飲ませる代わりに)拒絶反応が起きづらいように遺伝子操作がされる。そして、ヒトに臓器移植するために育てられる。
ニュースでは臓器提供の順番待ちが解消される可能性が強調されている。

パーツを取られるためだけに育てられる。
パーツを取られるためだけに遺伝子操作が施させる。

中古車なら、パーツを取るために売買されることもあるだろう。走れなくなった中古車にとっては、そういう道もある。
でも、今回のニュースは、ブタの心臓をヒトに移植するという話である。

私は別に、動物保護団体とかは好きではないし、むしろ人間関係にヒビが入っていても動物 LOVE といった感じの人には軽蔑したい気持ちすら感じるから、どちらかと言えばそういう人達のことは嫌いかもしれない。
ただ、今回のニュースに、動物保護団体は何も言わないのだろうか?
アニマル・ウェルフェアといったものを言う人々は、何も言わないのだろうか?

あのグロテスクな漫画だと、人々は巨人に食われる。
この移植手術が一般的になると、ブタは人々のために心臓をもぎ取られる。
人々が死ぬのはダメで、ブタなど人以外の動物が死ぬのは大丈夫なのか?
ヒトが生き残るためなら、動物を殺しても良いのか?

このニュースを聞いて、そんなことを私は思った。
そして、ささやかだけど、なるべく動物ではなく野菜を食べようと思った。大好きな魚介類も、タコ足やイカゲソくらいにとどめておこうと思った…タコやイカの足は、再生するから。再生しないものは、食べたらダメな感じがする。

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