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気まま  @/1537___

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最近の記事

八月

今年の夏も暑かった 夜道を歩くだけで汗ばんで、身体は熱を持つ 休日はエアコンの効いた部屋で過ごすことが大半で、人にもあまり会わないようにした 人と会うことが億劫だったのは暑さのせいなのか、わからないけど 八月は考え、悩み続けた月だった 今日もまた、ひとりで過ごした休日 いつものレモンタルトを食べて本屋に寄って家路につく いつのまにか七時は夜になっていた、 風が心地よく感じる あ、秋が来たんだな この夏、ぐるぐると考えた取り留めもないことを、忘れないようここに残そうと

    • この道をゆく

      気がつけば、ひとりでなんでもやってみようとする自分がいる 最近は引越しの手続きでいろんなところに電話をしたり契約をしたり、人との約束を取り付けたり、計画的に物事を進めたり.… ああ、二年前、高校生だった頃のわたしへ そんなに不安がらないで、今もまだ東京は好きになれなくて、きっとこれからもならないだろうけれど、 あそこには頼るひとが誰にもいないのだと、たったひとりで生きなければと、怯えなくて大丈夫 心強い友だち、バイト先や学校での居場所、日々を彩ってくれる人たちと、いつで

      • そよかぜ

        風くんのすきなところは、暑苦しい空気のなかをすうっとかけて行って、みんなに心地よさを届けるさわやかさ すきな歌詞を何個かご紹介 この宇宙が教室なら、隣同士学びは続く あなたはわたし、わたしはあなた 最初から何も持ってない 孤独なんて幻想気にしなきゃいいの みんな同じ星 みんな同じ呼吸 それでは、お元気で いつの間にかこの日さえも懐かしんで、  全てを笑うだろう 全てを愛すだろう 果てしないと思ってた ものがここにはないけど これからまた色んな愛を受け取ってあなたに返すだろ

        • 日々

          ぐるぐると頭のなかを埋める、とりとめのないことばや考えを、すこし書き出してみようと思ったのです いくつになっても、やはり故郷の美しく澄んだ空とか自然の匂いのする空気がだいすきで なんにもない田舎町だけど、わたしの心を満たすものたちで溢れている 劣等感とか、ちっぽけなプライドとか、みっともない承認欲求など…それらがわたしのなかにはっきり存在すると自覚するたびに、たいして努力もせずに…恥ずかしくなる この20年間、無条件の愛を注いでくれたことは、わたしの人格形成に大きな影響

          夢を夢みて

          すべての瞬間が夢のようで 夢にまで見た景色が目の前に広がっていて ステージを駆け巡る彼らが、 何度も聴いた歌声が、 夢じゃないんだとわかったとき 心臓が震えて、胸が熱くなって、涙が溢れ出した 彼らの目を見ながら、カラット棒を振って、彼らといっしょに音楽を感じた その瞬間だけで魂がふるえるほどうれしくて、しあわせだった きっとこの瞬間を死ぬまで忘れない わたしの青春の輝き、SEVENTEEN

          夢を夢みて

          きれいなものを見たくない日

          なにもかも馬鹿馬鹿しく見える日がある 所詮お前なんて、と自分を罵倒したくなる日がある そんな日はもうなにをしてもダメで、心のなかでずっと雨が降っている うまく会話もできずに、喋れば喋るほど自己嫌悪に苛まれて、 肩を落としてひたすら下を向いて過ごす日 いつもは気にもしないことを、ひどく気にして、自信なんてこれっぽっちもなくなってしまう 世界は冷たくて、モノクロで、すれ違う人の目は鋭く見えて、嘲笑っているように思える そんな日

          きれいなものを見たくない日

          新緑

          新緑が目に眩しい 太陽を背にのせた葉たちの輝き、 あのひと夏をかけた部活  だらだらと過ごした昼下がり バスにゆらゆら揺られながら眺める、焼けたアスファルト 一瞬の風景で、 脳裏にきらきらとひかるあの思い出たち こんなときふと顔を覗かせては、 ただただ過去を恋しくさせる 戻らない季節 なにげないやりとりが もう手に入らないものばかり、恋しくてさみしくて、どこかへ逃げ出してしまいたい おんなじ太陽でも、おんなじ新緑でも、 わたしのなかにずっと残っている、あの輝きには

          🌙

          本当のわたしって、なんだろう 家族といるときのわたし、友達といるときのわたし、学校にいるときのわたし、バイト先でのわたし さいきんは、どれも本当で、どれも本当じゃない気がしている ありのままでいることが、いつのまにかとっても難しいと感じるようになった 人を喜ばせることが好きだ 人のこころの動きを観察するのも好きだ どういう言葉をかけてほしいのかな どういう反応が欲しいのかな こういうふうに言ったら、 こういうわたしだったら、 そうして、"都合のいいわたし"になって

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          カラット棒のひかりの波が、あんなに綺麗だなんて知らなかった ひとつひとつの輝きが、ひとりひとりのカラットちゃんの輝きで、 みんなそれぞれの人生のなかでseventeenに出会って、彼らを愛するためにここに集まっているんだ 彼らとわたしたちだけの空間は、 暖かくて涙が出そうなほど幸せだった 開演前、流れるMVに合わせてスローガンを叩いたり 彼らの言葉にみんなで耳を傾けて、拍手をしたり、 彼らの溢れんばかりのきらきらとした笑顔や、 caratたちをまっすぐ見つめる澄んだ目

          物語の続きを

          だいすきなものたち

          水をたっぷりと張った田圃の、鏡面のような美しさ 明朝の、むらさきと橙と桃色ににじむ空の、日々変わりゆく美しさ 澄んだ朝露が、葉の上でまばゆいひかりを放つこと 名も分からない、道端に咲くいろんな色の花たちをみて、心が和らぐこと 夕陽に照らされてかがやく、山のひとつひとつの木の葉の煌めき すこし土の匂いが漂う空気を、思いきり胸に吸いこむ清々しさ いくつになっても、わすれたくないこと

          だいすきなものたち

          郷愁

          僕の心の中で、止まらず、止まらず、止まらない... どんな想いが、どんな出来事が、どんな葛藤が この歌に、この詩に、込められているのか、 なにを考えながら、あなたは歌っているのだろう 囁くようなやさしい声で、 紡がれる、ミンハオだけの、詩 自分のこころのいちばん内側の、やわらかな部分 言葉にして、メロディーをのせて、 わたしたちにそっと触れさせてくれる あなただけの感性、あなただけの風景、 あなただけの言葉... 言葉や声や写真を通して、あなたの世界を覗

          ドアをあけた瞬間、春だ、と思った ぴん、とするどくて、なにもかもを透かしてみせる、ふゆの太陽は鳴りを潜めている 重たいコートや、あったかいココア、お鍋や肉まん、だいすきな冬、もう遠のきつつあるのね 四季の変わり目はいつだってこころが浮き立つけれど、春が来るのはとくべつ嬉しい 春の陽光は、ほかのどの季節よりも、たっぷりときらめきを含んでいる その光をうけてかがやく海や、花や、葉や、笑顔の、なんとうつくしいこと さあ、今年の春はなにをしようかな

          うたた寝のかけらたち

          ひとりで毛布に顔をうずめる、たのしかった日のよる 長電話を切ったあとにおくる、おやすみのスタンプ 果てしない孤独をはっきり自覚させるものたち さみしくて胸が苦しい この世の春を泳ぐ ゆらゆらとかがやく水面 うつりこむ木漏れ日 あわい色彩の花たち なんて甘美 シナモンシュガーみたいな、 くせになるスパイスを隠し持っているような女性になりたい 気高くて、度胸のある、そんなひと こころがぺしゃんこになる時はたいてい 眠れないときと、やるべきことをやってないとき 恋人より

          うたた寝のかけらたち

          ぼんやりとした月曜の昼下りに、かんがえたこと。

          すてきな大人になりたい。 さいきんぼんやりと考える、理想の"すてきなおとな"について、ちょっとだけ書きだしてみようかなと思う。 あなたが考える"すてきなおとな"って、どういうひとかな。 わたしはね、 いろんな大切なものや、ひとや、場所や、景色を持っているひと、だと思うなあ。 たとえばね、すっかり常連の喫茶店、経年変化して艶の出たショルダーバッグ、ちょっと奮発して買った口紅、おなじ喜びを共有できる友だち、そっと寄り添ってくれるこいびと、愛する家族。 自分の人生を、こ

          ぼんやりとした月曜の昼下りに、かんがえたこと。

          星空を見上げれば

          ずっと、中途半端になっていた本を、今日やっと読了した。 終盤になるにつれて、悲しくて、愛おしくて、さみしくて、涙があふれて止まらなかった。 いままでちいさな子の読む本なんだろうな、と思って遠ざけていたけれど、これはおとなになればなるほど、価値観や大事にするものが変わってゆくほどに、こころに沁みる小説であるなと思った。 この本から感じたこと、うまれた感情、まだまだ未熟な18歳のわたしの感想を、ここに残しておこうと思う。 作中、登場した人物のなかで、わたしはキツネがもっと

          星空を見上げれば

          自分を愛すること

          徐明浩、というひとりの人間と出会ってから半年が経つ。 わたしが彼を一方的に知っただけだから、出会う、という言い方は間違っているかもしれない。 だけれど、敢えて"出会う"という言い方をさせて欲しい。 彼の豊かな人間性は、絶えずわたしの思考や感性や行動に強く影響を及ぼし続けているからだ。 ふだん、ツイートでは呟けない、彼に対する深い話をここではしようと思う。 去年の初夏、ふとしたきっかけであなたというひとりの人間を知った。 こんなにも自然体で愛に溢れた、すてきなひとが

          自分を愛すること