見出し画像

#9 薬剤師と宇宙回!(Podcast)_編集後記

おはこんばんにちはなら!
編集担当のメガネです!

#9 薬剤師と宇宙回、いかがでしたか?
ちょっとキャッチーなテーマで、宇宙好きな方も、薬学に興味がある方も楽しんでいただける内容に出来たでしょうか??
ページの一番下に、Podcastを張っておきますので、ぜひ聴いてみていただけると嬉しいです!


アポロ8号の苦労話、宇宙酔い

宇宙酔いがまだはっきり知られていなかった、宇宙黎明期ですね。
宇宙に行ったときの宇宙酔いは有名?だと思いますが、地球に帰ってきたときの「重力酔い」はご存知でしょうか?メガネは全然知りませんでした。

今は、抗がん剤使用時にも投与されることがある、オンダンセトロンなどの5-HT3受容体拮抗薬で予防することもあるそうです。
オンダンセトロン、グラニセトロンは、近年、術後の悪心・嘔吐としての適応も取得していますね!

宇宙でどんどん不健康になる人類…

宇宙酔いが収まっても、まだまだ宇宙で不健康になる人類。
次は骨粗しょう症ですね。
宇宙飛行士さんが2時間しっかり運動しても、まだ骨は減り続けます。
過酷、あまりにも過酷!
ビスホスホネート製剤が、宇宙で生活する人類の福音となるのか…?

https://www.jaxa.jp/article/special/experiment/ohshima01_j.html

ガンダムの生みの親、富野監督のありがたいお言葉はこちらから…

富野監督、あいかわらず、尖ってらっしゃる…。
そこにシビれる!あこがれるゥ!、あ、作品違いましたね。
薬学的にも、結構ハードルが高いように思う宇宙開発。
しかし、なんとか乗り越えてほしいとも思います。

宇宙は儲かる?!

小惑星には、有用な鉱物資源が大量にあることが知られています。
直径3kmの小惑星に、200億トンの金属鉄と1億トン以上のプラチナがあるとか…。
これは産業革命以来、人類が利用した金属鉄の総生産量以上!
プラチナにいたっては、総生産量の2倍以上に匹敵する量だそう!!
いつか尽きてしまう、地球の資源の次の手、宇宙資源。
いろいろなことを考えている、偉い人たちがいるもんですね。

メガネ的にびっくりした『ベッドレスト研究』

地球にいながら、宇宙の疑似モデルを作成しよう!
ほな、ねてもらおか?!のや~つ。
こんな研究あるんだ…。

まとめっ!

上記のように、
薬剤師的に、宇宙で気になることをラジオでお話しています!
良ければきいてみてください!


参考文献

  1. 小型月着陸実証機SLIM ピンポイント月着陸ライブ・記者会見
    https://www.youtube.com/live/Udh6kvjZYC8?si=DszVzl4jwewzsL0m

  2. H3ロケット試験機2号機 フェアリング及びペイロードに関する説明
    https://www.youtube.com/live/RfEeWNdDLwY?si=kiUt-RwJXXEOhsdX

  3. JAXA宇宙飛行士候補者選抜レポート、https://astro-mission.jaxa.jp/astro_selection/report/

  4. ファン!ファン!JAXA!、 https://fanfun.jaxa.jp/

  5. JAXA、フライトサージャンとはhttps://iss.jaxa.jp/med/healthcare/supporting/surgeon/

  6. JAXA、月周回有人拠点GATEWAY、 https://www.exploration.jaxa.jp/program/

  7. NASA-STD-3001 Technical Brief, OCHMO-TB-006, Pharmaceutical Care.

  8. Supplying a pharmacy for NASA exploration spaceflight: challenges and current understanding, NPJ Microgravity, 2019, 5, 14.

  9. NASA-ISSmedicalEmergManual 2016

  10. 宇宙飛行士のお医者さんになって 最初の日本人フライトサージャン(宇宙飛行士専門医)がみた宇宙開発の日々, 22世紀アート, 2022/3/10.

  11. 月周回有人拠点 Gateway 利用概要説明資料, 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA), 2023年12月15日NC版

  12. JAXA、日本の創薬開発につながる宇宙実験のプラットフォームを運用、 https://humans-in-space.jaxa.jp/space-job/specialist/voice/detail/02.html

  13. Bisphosphonate Use May Reduce the Risk of Urolithiasis in Astronauts on Long-Term Spaceflights, JBMR Plus, 2021, 6, e10550.

  14. Impact of spaceflight on the murine thymus and mitigation by exposure to artificial gravity during spaceflight, Scientific Reports, 2019, 9, 19866.

  15. 月周回有人拠点 Gateway 利用概要説明資料, 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA), 2023年12月15日NC版

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?