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みんな、形を変えて見せびらかしている

人に見せびらかすのは恥ずかしいことです。
子供の頃にそう教えられてきて、新しいものを買ってもらうと、自慢したりして、取られたり、壊されたり、色々あったなぁ。
今ではおおっぴらに見せびらかすことはない!と断言したいのですが、実は小さな見せびらかしを常に行っているなんて。
これは本当に衝撃です。

9章「会話」

私は人と話すことが好きなのですが、なぜ好きなのかと聞かれるとすぐに返事ができないのですが、よくよく考えてみると、会話の中で新しい発見などをすることがあるので、それが楽しいのかもしれません。

新しい発見があるということは、話し相手が何かしら情報を提供していることになります。
そう言われると私も何かの情報を提供していますね。
まさかこれに見せびらかしの効果があるとは考えもしませんでした。

物事をおおっぴらに見せびらかすと、不評を買うのでそういうことはしませんが、まさか、会話の中で情報を提供すると言いながら、それが見せびらかしに当たるとは驚きです。

まぁ、確かに新しい本で得た知識とか、さまざまな情報を得ると、人に話したくなりますもんね。
見せびらかしと言うと、何か幼稚な行動と思っていましたが、やっていることは大して変わらないのですね。

10章「消費」

物を買うことで見せびらかすというのは、子供の頃はよくやりましたが、大人になってからあまりおおっぴらにやっているものはないと思います。
コスト高の地位財を好んで購入する習慣もありませんし、人並みの収入しかありませんので、そこは自分の中で頑張るところじゃないという風に自覚をしています。

11章「芸術」

芸術にお金や時間を費やすことはしないですね。
それはただ、関心がないだけだと思っています。
VIAの「審美眼」は何と最下位の24位。

有り余るほどのお金があって、使い道に困るようなことがあれば買ったりするようなことがあるのかもしれません。

12章「慈善行為」

慈善行為は、大してやっていません。
少額の募金程度でしょうか。
しかし、慈善行為にまで見せびらかしの効果があるとは思っていませんでした。
慈善行為を見せびらかしで行うというと、何か偽善者みたいで嫌ですね。
まあ、これも人は大なり小なり偽善者であるということの表れでしょうか。

まとめ

結局のところ、意識せずとも密に見せびらかしという行為をしているのですね。
私は特に慈善行為については何か偽善的なものを強く感じ、避ける傾向にあったのですが、全てが見せびらかしという前提があるのであれば、何も躊躇することはありませんね。
少し周りの目を気にしすぎだったのかもしれません。

本日のテーマは、 #人が自分をだます理由 の第9章 #会話 、第10章 #消費 、第11章 #芸術 、第12章 #慈善行為 からお送りしました。

#読書感想文 #連続投稿84日目


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