見出し画像

簡単お手軽チューンナップNinja250SLにサブコン”KITAKO i-map”を取り付ける

我が愛車を埼玉の高校生から買ってもうすぐ1年。高速で軽トラで積載し、おっかなびっくりなんとか家まで持ってきたのもつい最近の話だけどなんだか懐かしささえ感じます。

それから、自力で頑張ってエンストトラブルを克服し、調子良くなってからは、近くの山に走りに行ったり、ツーリングをしたりSLを満喫していました。

SLは速いし、軽いし、曲がるしめっちゃ楽しいバイクでした。セパハンだけど体勢はキツくなく、腰痛持ちなのに腰痛になったことはありません。

そして、最近は毎週週末の早朝は山に走りに行っていました。そしてある朝、その日はちょいウエットのせいもあり右コーナーでコケを経験してしまいました。右に曲がろうと荷重をかけていくと、泥の上に乗ってしまいコースアウト。

全身プロテクターで覆っていたせいか、体は左手中指の打撲くらいです見ました。まあ、1ヶ月ほど中指は痛かったですが😭バイクのほうはというと、左ボディに多少の傷と左右のミラーが無くなりました。。。左ウインカーも林の中に吹っ飛んでいました。よく見つかったなぁ〜大切なヘルメットはほんのちょこっとの傷程度で一安心。

車両は転倒時にガードレールの下に入り込んでしまいなかなか引き出せませんでした。押したらその先は谷、引っ張ってもガードレールにハンドルが当たって引き出せないという八方塞がりの状態で30分悩んだ結果、なんとか引き出しに成功。バイクを持ち上げることはできないけど、エンジンスライダーを支点にバイクをうまく回転させる事でなんとか引き出せました。エンジンスライダー優秀!ボディに傷をつける事なくバイクを回転できる優れものです。それにしてもガードレールって、形状上、入りやすくて出にくい構造なのですね。。。本当に大変でした。

ごめんよSL君
ああ、無念。
ちょっとガソリン臭く心配でしたが、エンジンは無事にかかり、問題ありませんでした。ブレーキ関係やシフトペダルも問題なし。ただ右ウインカーがなく、周りを探したら谷に落ち掛けているのを発見。でも、カプラーから抜けただけで無傷でした。刺し直したら普通に使えてよかったです。

幸いにも、ケガはほとんどなく、車両も無事でした。右コーナーでコケてすぐ左のガードレール下に入り込んだお陰で、土の上に葉っぱが多い被った場所だったため車両のダメージはなかったようです。

ここで教訓
1 路面が濡れている時に山に行かない事
2 エンジンスライダーはマストアイテムな事
3 プロテクターは上下完備して走る事

今後、この3つは守りたいと思います。

さて、さて、本題のサブコン取り付けです。

以前からこのサブコン”KITAKO i-map”は持っていました。エンストの改善になるとの情報から当時用意をしたものです。ただ、いろんなサイトを見ると結局改善しないという報告が多いため、使わずに放置していました。

そして、調子良くなってからも、SL自体、パワーもスピードも十分でしたので付ける必要性を感じていませんでした。

今回つけるに至った理由は、ズバリ、暇だったからです(笑)

コロナ感染で会社から休めと言われ10日間も休まされました。体力が回復しどうしようもなく暇だったのでサブコンをつけたという流れです。

結果、i-mapの取り付けは比較的簡単でした。ちょっとバイクをいじれる人なら十分できそうです。ただ、私の車両は、元々故障診断コネクターからETCの電源を取っていたため、それを外し違う場所からETC電源を取る必要があったため、電装系の知識が少しないとダメかも知れませんでした。私の場合、こんなこともあろうかと、追加電源を取り付けていたので、問題なく移植できました。


i-mapの部品一式

取説

説明少なっ(笑)
白黒でわかりにくい…

取り付け後は、本体にあるスイッチのパターンでもともとプログラムされているいくつかの燃料調整を選択できるのが便利そうです。昔86に乗っていた時に同じようなサブコン使っていたのでイメージはつきました。

さて、まず取り付けるために必要最低限のカウルを外します。主には左側のカウルだけでOKです。シートを外せるように右側はシートを外すための最低限のカウルを外します。

タンクの下のインジェクターカプラーに手が届くように燃料タンクを持ち上げておきます。ガムテ2個重ね(笑)

まずマイナス端子を外します。狭いSLのシート下は配線でいっぱいです。これを機にまとめましょう。

次は、まずメインハーネスをリアシート下からバッテリー側に通します。

右側に本体が取り付けられるように

1 故障診断システム2Pカプラー

i-mapは、多分ここから電源をとっているのだと思います。元々、マイSLも同じくETCの電源を電源取り出しカプラーを使って、ここから取っていたのでそれを外して付け替えます。ちなみにこのカプラーを外す時、右から細いマイナスを刺して押しながら外すと本体ステーからカプラーが外れるので、カプラー同士を外しやすいです。以前この外し方がわからず超苦戦しました。やり方がわかればアッサリです。

ここを取り外してコネクターを外すと楽
左手に持っているのがメインハーネス。右側にあるのがETC側の電源取り出しアダプター。今回これは外します。ETCの電源はD-UNITから取り直しました。
抜いて刺しかえるだけ

2 スロットルガイドセンサー5Pカプラー

外れたらそこにi-mapの5pをはめて、空いている5Pどうしを取り付ける。これだけ。

これ抜きにくいです。でも、冷静になって、カプラーのカチッと止まる部分をマイナスなどで押しながら抜くとスッと外れます。

3 クランクシャフトセンサー 3Pカプラー

ここは、カプラーが三角形の形なので探しやすいし間違いようもないです。一番離れているところにあるコネクターでした。

抜いて、間にi-mapのカプラーを差し込むだけ。

エンジンスライダーを取り付けてあったので少し探しにくかったです。

4 インジェクター 2pカプラー

このカプラーも抜きにくいです。右側から細いマイナスでカプラーのはめ込みを外しながら抜きます。コツは、i-mapのコネクターの形状を見て作業をする事です。i-mapのコネクター形状は元からついているコネクター形状と同じだからです。

外した状態

5 本体取り付け

場所を決めながら本体にコネクターを取り付けます。はじめは工具入れの場所に置こうと思ったけど、ツーリング中に故障した時に心配だったのでそこは使わずに、車両後部の右隅に立てて対置することにしました。ETCのケーブルをうまく処理したら下側にスペースが開きました。

リアシートを外してすぐ調整ができるようにダイヤルを触れる位置に。
緩衝材を巻いておきました。工具もしっかり入りました!
ETCもしっかり置けます。



始動試験
バッテリーのマイナスを再度取り付けて、キーをオン!

見事エンジンがかかりました!!


でもここで謎の出来事が

すべの作業終了し、バイクを移動しようとすると、

あれ?動かない!?

ニュートラルなのにバイクが動きません。まるでブレーキがかかっているかのようにピクリとも前後に動きません。

シフトをガチャガチャしたり、エンジンキーをオンオフをしたり、1速に入れて少しクラッチ繋いだり。

そんなことを繰り返していたらロックが外れたようにいつも通り動くようになりました。

何かのセンサーの誤作動だったのでしょうか?まあ元に戻ったのでよしとします。

まあ暇つぶしにやった作業でしたが、これで少しでもパワーアップしていたら嬉しいですね。

このサブコンの効果はまた後日報告します。

ちなみにSLくんは綺麗に元通りの姿になりました😅


ワクワク

最後までご覧いただきありがとうございました。

キタコのi-Mapを取り付けての感想はこちらをご覧ください。

また、Ninja250SLのエンストに困っている方がいらっしゃいましたらこちらの記事を参考にしてください。日本全国で皆さん結構困っているようで、たくさんの方に記事が役立ったとのご報告を受け大変嬉しく思っています。こちらの記事の最後にはi-Mapを付けてもエンストするのかの検証記事も特典として用意しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?