鬱っぽいのに笑いたくて、落語を聞いたあの春の日よ。
どこか雑踏でも駅でも思いがけず誰かと
出会いがしらするときって、ちょっと
困ってしまうけど。
ゆずりあうときに、スムーズに流れに
乗りたいときがある。
スムーズに乗れた時は、お互い言葉を
交わさないのに、無言で今のタイミング
とてもオッケーでしたねって気分に
なったりする。
いつだったか、上野の駅を歩いている時のこと。
今から階段を下りる人達が出口へと急いでいた時に、
今から階段を下るという寸前で、向かい側に同時に
その階段を下りる男の方と出会い頭した