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127,イギリス史上最も神聖な井戸・チャリス

チャリス・ウェルガーデンに到着した。一人でここまで来てしまった。
金と本気を出せばこんなところまで来れてしまうのだ。

ガーデンのゲート前だったけど、その前でも凛とした、すがすがしい空気につつまれていた。
なんか、神社の鳥居をくぐる感じとよく似ていた。


合流予定のバス御一行様は、まだ到着前だった。

小さな白いロケバスが入ってきた。


ペコペコお辞儀して、ツアーガイドさんに挨拶する。

大きな体で、ニッコニコで愉快なおじさんだった。

「大変だったね。残りのツアーは少ないけど楽しんで!」

一言話すだけで、「この人、絶対優しい人だ」とわかるくらいのおおらかで素敵な人だった。
チケット代はツアー代に含まれていたから、ガイドさんがチケットを買って配ってくれた。

バス御一行様は、全員で8人前後。
私がみんなに加わる時、ガイドさんがツアー参加者のみなさんを紹介をしてくれた。

名前と出身だけ言い合って、握手した。

「遅刻してすみませんでした。」と謝っても「気にしないで。よくここまで一人で来たね」と暖かく迎えてくれた。

さぁ、早速チャリス・ウェルガーデンに入園する。。。


入ってすぐに広々とした芝が広がり、水が流れる音が響いていた。

「なんて安らぎのある空間なんだろう。」

同じ空の下なのに、明らかに空気が違う。

お庭の中には、ゲートが何個もあってそれを潜るたびにチャクラ が1、2、3と段階を踏んで開いていくそう。

そして第4のゲートをくぐると、そこにはイギリス史上最も神聖なチャリスの井戸がある。

第4のチャクラ はハートのチャクラ 。
女神・愛・癒しそんな優しさが溢れた空間だった。この井戸の威力が強力すぎてこの庭全体が、癒しの空間となっていた。

もともとチャリスとは聖杯を意味する。
伝説によると、イエス様の最後の晩餐で使われた聖杯が、この場所に埋められたのだと。
すると、そこから水が湧き上がり、数千年以上枯れることなく、水が沸きつづけている。

永遠の生命の象徴となり、そしてイエス様の愛、第4のチャクラである女神的癒し、(マリア様の像も園内にはある)が共鳴し、非常にパワフルなエネルギーを発していた。。

周辺には、どなたかが供えたであろう花や林檎が並んでいた。足元にはアンモナイトらしき、化石が。。

ここの沸水は、園内のライオンヘッドという蛇口に引かれ、そのままで飲める。


硬度の高い硬水のため、軟水慣れしてる日本人には美味しく感じられないかもしれないです。
(私は、硬水大好きなのでゴクゴク飲みました。とてもすっきりとして美味しく、体の中が洗われる感覚でした。)

約20分の自由時間のあと、一行でガーデンを後にした。


私は、正直もっとそこにいたかった。3時間半かけて、ここまできて20分の滞在?!短すぎる!!!

という思いだった。

後ろ髪を引かれまくりながら、ロケバスに乗り込んだ。

つづく

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