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育休取得の男性3名に、取得時の気になるポイント聞いてみた

バイセル社員の平均年齢は27.6歳。
だんだんと結婚や出産などのライフイベントを考えはじめる人が増えてくる年代ですね。
男性の家事や育児への参加にも注目が集まる今、将来的な育休の取り方が気になっているメンバーも多いのではないでしょうか?

というわけで今回は、バイセルで実際に育休を取得した男性社員3名にお越しいただき、

  • どのようなきっかけで育休取得に至ったのか

  • 周りの反応はどうだったのか

  • 仕事の調整はどうしていたのか

などなど、今後育休を取りたいと考えている皆さんの参考になるようなお話を伺ってきました!

今回お話いただく3名のプロフィール

松本隼人(まつもと・はやと)
管理本部 財務経理部、2018年入社 
趣味:ドライブ、旅行
育休取得期間:2021年6月から約1年間

稲葉圭司(いなば・けいじ)
テクノロジー戦略本部 開発1部、2018年入社
趣味:テニス、素振り、草トーナメント出場
育休取得期間:2021年7月から18日間 

天野充揮(あまの・みつき) 
セールスマネジメント戦略本部 セールスコンプライアンス部 セールスコンプライアンス課(課長)、2016年新卒入社
趣味:YouTube鑑賞(食事や飲み歩き系)
育休取得期間:2022年3月から14日間

◆育休に入るまでの流れ

ーー育休を取得するきっかけは何でしたか?

稲葉さん:
最初は取る予定ではなかったのですが、手伝いに来てくれるはずだった両親がコロナ禍で来られなくなってしまい、近場に頼れる親戚もいなかったため、HRマネジメント部に相談してみたことがきっかけです。

松本さん:
個人的にはぜひ育休は取りたいなと考えていたことと、コロナの影響で妻が里帰り出産ができなくなってしまったことが大きな理由ですね。

天野さん:
僕の場合は3つ理由がありまして。
まず1つ目は妻の負担を軽減するためですね。
2つ目はやはり生まれたばかりの子どもの成長を、間近で見守りたい気持ちがありました。
3つ目としては、男性育休の前例を作りたいというところですね。私のような役職者のレイヤーが取得することによって、今後他のメンバーも育休を取りやすい風土ができれば良いなという思いもあり、取得を決めました。

天野さんとお子さん👶

ーー取得するにあたって、いつ頃から、誰に相談しました?

松本さん:
安定期に入ってからHRマネジメント部にご相談しました。部署のメンバーに相談したのは育休に入る3ヶ月前くらいでしたね。
当時の財務経理部の部長からは、二つ返事で送り出していただきました。同部署のメンバーの皆さんからも温かい反応が返ってきて、本当にありがたく感じました。

天野さん:
私の場合は、実際に育休に入る2ヶ月前くらいから動き出した感じでしたね。
正直なところ、当初は育休を取るか迷いもあったのですが、子どもが生まれるという話をしたときに、HRマネジメント部の方から育休取得をご提案いただいたり、安藤部長も育休を快諾してくださったり、さらに現場のメンバーからの後押しもあって、取得を決意しました。
また、本部長セールスマネジメント戦略本部:夏井さんも今小さなお子さんがいらっしゃるので、子育てについて色々とアドバイスをくださって、とてもありがたかったですね。

稲葉さん:
私も安定期に入ったくらいのタイミングでHRマネジメント部の方と部門の上長にご相談しました。
育休に入る報告をした際には、当時所属していた部署の若いメンバーからも「しっかり休んできてください」と声を掛けてもらって、若いのによくそんな気遣いができるなぁと関心してしまいました(笑)

ーー仕事の調整はどのように進めましたか?

天野さん:
普段から、自分の管轄のリーダー陣にはある程度の裁量をもたせていたので、特別な調整は必要ありませんでした。安藤部長にもサポートしていただいて、育休中特に大きな問題もなく過ごすことができました。

松本さん:
私は、出産予定日の10ヶ月くらい前から引き継ぎ資料を作り始めました。部署の皆さんにスムーズに引き継ぎできるよう、仕事の合間を縫ってちょっとずつ作成していて、完成したのは育休に入る2ヶ月前くらいでした。

松本さんの引き継ぎ資料の一部👀

稲葉さん:
私は実際のところ、計画通りには進みませんでした。というのも、突然出産予定日が計画よりも2ヶ月くらい早まってしまったんです。(後になって、出産予定日が2,3ヶ月前後することは普通に起こりうることだと聞いたのですが、当時はそういった知識を持っておらず・・・)
ですので、あまり引き継ぎなどの準備ができないまま休みに入ったという感じでした。ただ、当時の部署には優秀な課長が3名ついてくれていたので、そことの連携がしっかり取れていれば特段問題ありませんでした。人に恵まれていたおかげであまりあたふたせずに済んだので、当時のメンバーには本当に感謝しています。

ーー1年間育休を取得された松本さんは、復帰時いかがでしたか?

松本さん:
新しい会社に来たのかと錯覚するくらい、人もシステムも変わっていてびっくりしましたね…!
成長企業ならではの急激な変化に困ったこともありましたが、皆さんが温かく迎えてくださったのがとても心強かったです。バイセルメンバーの人の良さはやっぱり変わらないんだなと安心しました。

松本さんとお子さん👶

◆実際に育休を取ってみて

ーー育休中はどう過ごされていたんですか?

天野さん:
反省している部分が多々ありまして…。
事前に何をすればいいか学ばずに受け身な姿勢で臨んだことでいつも後手後手になってしまい、妻に迷惑をかけてしまったなと思っています。育休が明けるくらいになって、ようやく慣れてきたかなという感覚でした。もう少し長期間取りたいなという気持ちが芽生えたので、現在は2回目の取得も検討しています。
これからとられる方はぜひ新生児の扱いについて事前にしっかり勉強して、覚悟を持って望んで欲しいなと思います!

稲葉さん:
天野さんは真面目ですね(笑)私も完全に初心者丸出しで育児に臨みました。全然何もわからないまま、あえて初めてのことでオタオタして楽しみながら慣れていきたいなという気持ちがありまして。私の家庭だと家族水入らずの良い期間になりました。

松本さん:
妻と育児や家事を分担しつつ、お互いの自由時間を確保できるように交代制で育児に当たっていました。 朝9時〜12時は私の自由時間、夜6時〜9時は妻の自由時間、その他は共同で、という感じですね。
4ヶ月あたりからは子どもも生活のリズムができてきて、比較的まとまった時間寝てくれるようになりましたが、それまでは常に寝不足でした(笑)

ーー期間中に印象的だったことはありますか?

松本さん:
私が何よりも感じたのは、育児は楽しくもあり、大変でもあるなということですね。自分自身は妻がいたので比較的気持ちに余裕もありましたが、世の中のワンオペで育児されている方たちは本当にすごいなと思いました…。

稲葉さん:
私はそれまで休みの日は外に出るタイプだったので、18日間の育休でしたが「こんなに長く家にいるなんて」と、家内からめちゃくちゃ感謝されたことが印象的で。正直驚きましたが、とって良かったなと改めて思いました。

天野さん:
新生児の頃は特に夜中に頻繁に起きるので、仕事と育児の両立は難しいと感じましたね。
だからこそ、私や稲葉さんのように、短期でも良いので、取得する人が増えれば良いなとも思いました。あとは、それをちゃんと受け入れてくれる組織体制を作っていきたいと思うようになりました。

稲葉さんとお子さん👶

ーー最後に、育休取得を考えている人たちに向けてひとことお願いします!

松本さん:
ある研究では、生涯で父親が子どもと過ごせる時間は3年と数ヶ月しかないと言われています。そう考えると子どもと過ごせる時間は短いなと感じますし、ましてや0才児の成長はすごく早いので、それを間近で見られたのはすごく良かったです。育休は取れるならとったほうが良いのかなと思いますね。

稲葉さん:
シビアな話になりますが、出産のタイミングは色々とお金がかかる時期でもあります。育休中に支給される育児休業給付金は、給与の6〜7割程度なので状況によっては、残っている有休があればそれを使うという手段もあるかと思います。
このあたりはHRマネジメント部の方が分かりやすくナビゲートしてくださるのでぜひ相談してみるといいと思います。

天野さん:
立場や時期、お仕事の内容によっては、育休取得がなかなか難しいという方もいらっしゃるとは思います。ただ、そのような状態であっても、私のように短い期間でも良いので取ってみませんか?という問いかけをしたいです。
バイセルには、「どうしたら取得できるのか」を一緒に考えてくださる方がたくさんいるので、まずは一度、周りに相談してみて欲しいです!

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今回は、育休を取得した男性社員3名にお話いただきました。
育休を取りたい人が適切に取得できる、そんな会社のムードを一緒に作り上げていきましょう。

出産や子育てなどに関するお悩みがあれば、HRマネジメント部にご相談ください💡

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