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何番目に好きな人と結婚するのがいいのか

旦那と結婚する前、私は自分の人生の中で一番の大恋愛をした


その人とは結婚できなかった
相手の家庭環境はとても複雑で
お母さんが彼に依存していた
結果的に彼は家族を選んだ
私は振られた


どんなに相手の事が好きで好きで愛していても
お互いにそう想いあってないとダメなんだって
ただの一方通行は依存なんだと
20歳の時に知った


そこから数年経って今の旦那と出会い結婚した
正直に言えばその当時はまだ彼のことを引きずっていた
結婚を決めた時もそうだ
気持ちが彼を想う気持ちを越していたわけではない
私は気持ちに順位をつけていたわけではないけれど
分かりやすく言えば2番目に好きな人だったと思う


結婚を決めた時仲のいい友人4人で集まって結婚の報告をした
そのうちの一人が私に質問をした


あんなに好きだったのによく結婚を決めれたね


その時私は正直に答えた


彼は今でも一番好きな人、忘れられないし忘れたくない
だけど彼の事をどんなに思ってももう手に入らない
前を向かなければいけないと思った
26歳だし、ずっと引きずっていられるほど若くない
今の彼(旦那)は正直に話してそこも受け入れてくれてる
一緒にいて面白いし喧嘩もするけど一緒にいて苦しくない
不安で眠れないなんてこともないし
結局好きでいるよりも好きでいてもらえる方を選んだのかな


友人は

私は一番好きな人と結婚したい
結婚に妥協はしたくない
それで幸せを感じれる?私は無理。


これ結構グサってきた
もしかしたら逃げてるだけなのかもしれないって思ったし
妥協という言葉を否定できなかった
心のどこかで結婚を焦っている自分もいるのかもしれない
だけどもう両家の挨拶も済ませていたし
悩むっていう選択肢もなかった


今現在、結婚して8年経って思う
もし大好きな人だったら許せてるのかもなぁとか
大好きな人だったら今でもドキドキしているのかもとは思う
だけど今私は相手に依存せず心の不安定さは格段に減っている
子育てをするにあたって旦那と恋人気分ではやっていけない


もし大好きだった彼と結婚していたとしたら
私は母親業は疎かになっていたと思う
彼をいつか失うかもしれないという漠然とした不安を抱え
子供と一緒にいる時間も彼の事を思っていたと思う
彼に依存していて彼なしでは生きていけないと思ったと思う


私は旦那と結婚して良かったと思っている
燃え上がるような恋愛では決してなかった
平凡で恋愛においての不安要素はなく
いつも私のことが大好きだという安心感で満たされ
特に精神面の依存はしていないので
いい意味で旦那が死んでも子供を育てなきゃと思える
恋愛は刺激がある方が楽しいけれど
結婚は平穏な生活のほうが子供を育てるにあったては
ベストなんじゃないかと思っている、私の性格的には。


2番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれるって言葉があるけど
一概には言えない
だけど私は2番目に好きな人と結婚して良かったと思う

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