脳静脈洞血栓症 闘病記(その1/はじめに)

はじめまして

はじめまして。"すい"と申します。

今回、「脳静脈洞血栓症」という病気になり、その経緯等を公開しようと思い、noteをはじめました。

私について

どのような人が血栓症になりやすいのかについてはこの後記載しますが、関わってくる内容として、自分のプロフィールを記載します。

  • 31歳女性

  • 低用量ピルユーザー(常飲して一年ほど)

  • 肥満

  • 非喫煙者

なぜnoteを書こうと思ったのか

入院中、この病気について検索したのですが、病院が公開しているようなページしかなく、実際にかかった方の闘病記が見当たらなかったので、自分が公開しよう!と思いました。

血栓症とは?

「脳静脈洞血栓症」というのは血栓症の一つです。では血栓症とはどのような病気でしょうか。以下、スマルナからの引用です。

低用量ピルを飲むと血栓症で亡くなる場合があるというのは本当ですか?

血栓症とは、血液の一部が固まって血の塊(血栓)となり、血管が詰まってしまう病気です。詰まる箇所によって肺塞栓症、脳梗塞、心筋梗塞といった重篤な病態に繋がります。

ピルを飲んでいない人が血栓症を発症する割合は年間1万人に1~5人であるのに対し、ピルを飲んでいる人は3~9人とわずかながらリスクが高くなります。

ですが、もし血栓症を発症しても、適切な治療を行うことでおよそ99%の方は命にかかわることはありません。

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なお、下記に該当する人は血栓症のリスクが高くなり、ピルの処方が難しい場合もあります。

・タバコを吸う人
・40歳以上の人
・脳梗塞などを生じやすい危険な前兆を伴う片頭痛のある人
・高血圧の人
・肥満の人
・糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病にかかっている人
・過去に血栓症に関連する病気にかかったことがある人
・過去に乳がんや子宮体がんを発症したことがある人
・家族が血栓症に関連する病気にかかったことがある人

この他にも大きな手術や長時間のフライトなどを控えていたり、まれな疾患で処方が難しい方もおりますので、その都度医師と相談することをおすすめします。

なお、低用量ピル内服中に下記の症状を認める場合には、低用量ピルの服用をすぐに中止し、医療機関を受診してください。

A:abdominal pain (激しい腹痛)
C:chest pain(激しい胸痛、息苦しい、押しつぶされるような痛み)
H:headache(激しい頭痛)
E:eye / speech problems(見えにくい所がある、視野が狭くなる、舌のもつれ、失神、けいれん、意識障害)
S:severe leg pain(ふくらはぎの痛み・むくみ、ふくらはぎを握ると痛い、赤くなっている)

低用量ピルの服用による血栓症は、服用開始後3か月~半年の間に起こりやすいとされています。
自己判断で低用量ピルの中止・再開を繰り返すと、血栓症のリスクを高めることになり得るため、必ず医師の指導を受けるようにしましょう。

https://smaluna.com/qa/2116/
(自分がピルを購入していたサイトではありません。)

脳静脈洞血栓症とは?

上記で血栓症について引用しましたが、それでは"脳静脈洞血栓症"とはどのような病気でしょうか。

簡単に説明すると、静脈洞(頭蓋外へ出ていく血液の主な出口)が血栓で閉塞することにより、血液が頭蓋外に出て行きにくなる病気です。

静脈洞血栓症とは
 脳には静脈洞という特殊な構造をした静脈系があります。静脈洞は脳の中を灌流してきた血液が、頭蓋から出ていく前に、最後に集まってくるところです。別の言い方をすれば、頭蓋外へ出ていく血液の主な通り道(出口)とも言えます。静脈洞血栓症では、静脈洞が血栓で閉塞することにより、血液が頭蓋外に出て行きにくくなります。その結果、頭蓋内圧亢進、静脈性脳梗塞、脳出血、けいれんなどを起こしてくるのです。頭蓋内にはいくつかの静脈洞がありますが、大脳表面を灌流した血液の主な戻り道になる上矢状静脈洞の血栓症が最も多く、次いで横静脈洞、海綿静脈洞の血栓症の頻度が多いと言われています。

https://www.ne.jp/asahi/kobayashi/children-clinic/sinus_thrombosis.htm

闘病記

次回以降の投稿で実際の闘病記を公開します。

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