道徳を想定しそれを必要とすることをやめた世界
価値の多様性というキーワードは公平さと平等における自由を拡大した一方で実は伝統的な道徳律を特に不要と考えるもしくはそれも価値の一つと考える傾向を生んだ
それが生み出す理屈の一つが道徳からの解放やら伝統からの離脱などがあり道徳や徳目を一つの思想思考などと考えるようにもなる
ことにこの道徳という考えを含まない思想はカントの言うところの道徳への尊敬というものを持つ必要性がなくなることもある
実際のところ現代では多くの価値論がこの道徳に縛られない形を持っている事が多い、ことに善