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欲しいものがいっぱいあって困ってるは今すごく幸せだということ


先日、いちごくんの出張にちゃっかりついて行った。ちゃっかり。
いちごくんの仕事が終わるのをわたしはホテルで待っていた。仕事と飲み会を終えたいちごくんがホテルに帰ってきて、おつかれさま〜と迎え入れ他愛無い会話をしていると、いちごくんが
「同棲ってこんな感じなんだ〜」
同棲をしてわたしがお家で待っている未来と重ね、何とも嬉しそうな表情をしていて、わたしまで嬉しくなった。

きっといちごくんもわたしも、
“帰る場所がある安心感”“待っていてくれる人がいる”
こういったのものを、これからの同棲で1番楽しみにしているのだなと思った。

そういえば、わたしは同棲に向けて欲しいものがたくさんある。広いキッチンとか、自分の部屋とか、本がたくさん収納できる本棚とか、勉強が捗る机とか、その他諸々、いわゆる目に見えて手に触れられる“物”。
よくよく考えると、
“帰る場所がある安心感”“待っていてくれる人がいる”
これ自体がなかったら、わたしは目に見える“物”もこんなに欲しいとは思わないかもしれないな。

そう思うと欲しいものがいっぱいある今。
わたしはすごく幸せなんだと思えた。

これからの生活スタイルがどうなるかわからないけれど、帰りたくなる場所を作り続ける気持ちと
待っていてくれる人がいることへの感謝の気持ちをずっと持っていたい。

こういうことを考えると、有川浩さんのストーリー・セラーを思い出す。
この本も、帰る場所がある、そばにいてくれる安心感について考えさせられたな。
いちごくんはこんな2人に憧れると言っていた。

ストーリー・セラー/有川浩

生活的にはお互いの一暮らしが縒り合わさるだけ、生活上の労力が楽になるとは考えない。

精神的に支え合える相手がそばにいることだ。

ストーリー・セラー

欲しいものがいっぱいあって困ってる。
それは裏を返せば今すごく幸せなんだということ。
今ある幸せをずっとずっと大切にしていきたい。

いちごくん、教えてくれてありがとう!

あ、でもやっぱり
温水洗浄便座だけは絶対欲しい!🚽


最後まで読んでいたき、ありがとうございました。

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