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雑多な考えのまとめ。#2

またまた、短いものの詰め合わせをやっていこうと思う。と言うか、長いものをちょこちょこ書くよりもショートを多く書く方が向いているのかもしれない。


・成功体験の積み重ねって良くも悪くもある

成功体験というものは何か新しいことをやる時や今進んでいるものを続けていくときにとても重要なファクターだと思う。前にこうやってうまくできたから今回も同じようにやってみよう、とか自分はこんなことができる人間なのだから今回だってうまくいくはずだ、みたいに動き出す根拠をくれたり、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる。人は結局経験でしか物事を判断できないものだから新しいことや未知の領域に進むことは不安な気持ちになる。それを和らげる効果が成功体験にはあると言える。
しかし、成功体験には良い効果だけではないのだ。その経験に味を占めてしまうと考えることを放棄してしまうのだ。前にこうやってうまくいったんだから同じようにやれば今回も何とかなるだろう、であったり自分はこんなことができるんだから才能があって次も簡単に行けるだろう、というような油断を生み出してしまう。現に自分はこの前仕事で作業が少しできるようになってきたことで調子に乗り、ミスを犯してしまった。先輩社員の助けもあり大事にはならないですんだが、ミスの分析をしてみて自分の慢心によるものであるという結論に至った。最近できることが増えてきて次も同じようにやれば大丈夫だろうという成功体験が悪い方向に作用してしまった経験だった。
ここで肝心なのは成功体験を得てもそれに縋って調子に乗るのではなく、あくまでも自分の実力に最後の一押しとなるものに過ぎないということであると思った。


・人はマイナーチェンジの繰り返しである

人間は変化をし続ける生き物である。いや、生物はすべて細胞が変化を続けていくものである。それを成長と呼ぶか老化と呼ぶかは年齢や状態によるものだろうけれども。人間に限った話をすれば、外見だけでなく内面の変化も日々起きているだろう。性格や趣味嗜好は年齢を重ねるにつれ変わるだろう。ふつうはその変化を日々自覚するのは難しい。過去を振り返ってみて「変わったかも」と思うことはあるだろう。しかしそれは急な変化なのではなく、過去の自分も今の自分も地続きであり、グラデーションのように変わっているのである。例えるなら、ソフトウェアのアップデートのようである。アプリケーションなどでよく1.0.1から1.0.2にアップデートされているのを見るが、そのように小さい変化を繰り返しながら生きている。おそらく2.0.1に変化するようだったらそれはもはや別の人間であるのだと思う。周りの人もすぐ気が付くような大きな変化だったとしても1.1.1に変わるくらいで自分には変わりはない。ロングヘアーをバッサリ切って急にショートカットにしても同じ髪の毛には変わりないのと同じで1回ツルッツルのスキンヘッドにしてかつらをかぶるでもしなければ違うとは言わないだろう。変な例えが2つ出てしまったが、つまりは今の自分は過去の自分のおかげで今ここに立っているということであり、どんな自分も欠かせなかったということである。


また書きかけで止まってたので適当に。
やっぱり今まで何とかなってきちゃったという悪い成功体験は人の成長を止めるように思います。だからしくじってしまったという「失敗体験」もあってはいいものなのだと思います。

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