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ドル建て保険の解約good timing

ドル建て保険などに若い頃に入り、そのままなどの人もいるかもしれません。

これは、保険と投資商品を一緒にしたもので、為替リスクもあり、手数料は高く、短期で解約すると返礼金も少なくなり、20年間なと長期の資金ロックにも関わらず、10%ぐらいしか増えないという商品が多くあります。

個人的には、今円安なので、これを解約するにはすごく良い時期だと感じます。

多少足が出ても、解約し、それを株式などの運用にまわせば、かなりの確率で10%以上の益を確保できるのではないかと感じます。

保険会社は、ドル建て保険にて集めたお金で株式や債券を買い儲けています。
それを自分でやってしまった方が良いですね。
保険をつけることて、中抜きをされている構造です。

ただ、保険の要素もあるためそれがメインの目的であるなら、解約しないのも一つです。

つまり、その商品でお金を増やしたいのか、それとも保険に入りたいのかを今一度自問自答してみると良いと思います。

日本人は投資商品として販売すると、危険と感じ身構えます。しかし、保険商品として販売すると、一気にその警戒感が薄まります、

更に言うと、保険の目的で入っていても、その保証と同じ掛け捨て保険に入り、差額を投資信託などの運用にまわした方がたぶん圧倒的に良いですね。

ちなみに、このような保険投資商品はうまく使えないのかと言うと、実は相続税対策などに使えるのが有名です。

例えば、一億円の現金を相続する場合、法定相続人の人数などにより控除がされますが、最高45%の税金がかかる可能性があります。

しかし、一億円を保険商品としてかけた場合、保険金として相続をすることになります。

保険ですので控除が効き、現金を相続するよりも税金が安くなるケースがあります。

その他贈与の枠をうまく使うことも有用です。
例えば、一億円のうち毎年110万円を子供に贈与し(これは無税になる)その110万円で保険商品を買います。保険をかけるのを親、受け取りを子供にします。

すると毎年110万円が保険金として扱われ、控除が働き、かつ、現金は少なくなるので、その分相続税は少なくなります。

つまり、現金として相続するわけではなく、保険や不動産など違う形で相続をすることで税金を安くするのです。

資産が多い方は一度税理士に相談してみると良いですね。

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