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『一匹のモンタージュ』リクリエーション|メンバーインタビュー(佐藤桃子)

2023年10月13日(金)に開幕を迎え、23日(月)までの期間こまばアゴラ劇場にて上演する『一匹のモンタージュ』リクリエーション。
クリエーションメンバーへのインタビュー記事を連載していきます。
2022年5月に初演された『一匹のモンタージュ』からどのような変化が訪れているのかそれぞれが「作」としてどのように『一匹のモンタージュ』をつくっているのか。その片鱗をインタビューを通して紐解きます。


佐藤:えっと、26歳で、東京生まれで、アルバイトをしながら、演劇とかやっています。

今野: 『一匹のモンタージュ』が佐藤さん初めてですもんね、バストリオは。出演みたいな感じで。でも、『緑の中の緑』も来てくれてたっけ。公演みたいな形のものは『一匹のモンタージュ』が初めてだったと思うんですけど。前回、1年前もやってて、前回は出れない状態になって、参加はしてたけど。今年、今、『一匹のモンタージュ』に参加するっていう形になってて。見る側としても見てると思うんだけど、見る側としてでもいいし、 今参加する側としてでもいいんですけど、『一匹のモンタージュ』っていう作品について、佐藤さんはなんか思ったりしてることってありますか。

佐藤:最後の日に見れたときに、なんか、それは、私が何度か稽古、稽古場にも行ったりできたからなのかわからないんですけど、そこに、見てた時に、そこに私もいるなっていうことすごい感じて。それはその中にっていうより、内側とか外側とかじゃなくて。SCOOLの、よりもっと広い、あそこに、みんな、皆さんがいて、で、そこにいる一人みたいな感じがあって。すごい、なんか、凄い良かった。

今野:今、作って参加するってなって、今の稽古場で感じてることとかありますか。

佐藤:なんか、その、、、えー、見えているものを、、、、、えっとー、、、いや、、、、。

今野:いやいや、難しいよ絶対。

佐藤:つくる、、、うーん、、、えっとー、、もう一回聞いてもいいですか、、、?(笑)

今野:(笑)。なんか多分ね、話せることがいっぱいあって、難しい質問かもしんないんだよね。 いっぱいいろんなこと起きてるから。うん、なんて聞いたらいいかな、、、。自分が聞きたいなって思うことは、例えば、発表を作る、橋本さんとね、作ったやつとかが入ってきてることとかが起きてるんだけど。 で、今それがいわゆる本編って言われるものに、あれは絶対に入ったんだけど、 あの時間は本編の中に流れる、佐藤さんは言葉発するみたいなことが今起きてて、稽古場で。もう今いろんなトライしてるじゃないですか、あのシーンだけでも。あのセミの発表について、 今本編にあるっていう時に、感じてることとかでもいいです、聞いてみたい。

佐藤:発表を作ることをすごい考えてて。なんかあの、セミの発表を作る時に、あの川の時の。橋本さんと、セミの時は2人で。そこセミを見てた時間があって。そこでは多分こう、それぞれ 、セミ、それぞれが感じていたりとか、見ているっていうのがあって。でも、発表作るってなった時に、そこで何を考えていたのかとか、そういうことを話すことができる、共有することが少しできるみたいなことが、おもしろくて。そのとき、セミを見ていた時間っていうのは、喋ろうとか、自分の考えていることとかを橋本さんにわかってほしいとか、共有したいとかは、そういう気持ちには特にならなくて。自分が持っているものとして、なんかそれがいい、それが許されてるみたいなことに、安心感みたいなのがあって。そのときの感じっていうのが、発表が入るってなった時に、喋っていること、、、その前に起きていることとか、目の前に花があることとか、下見たら小銭がいっぱい落ちてることとかが、繋がっているとかじゃなくてそこにあるなっていうことが、その中にそのセミもあったらいいなって思い、、思いました。

今野:めっちゃわかる、ほんとそうだよね。

佐藤:「北へ」のとこがすごい、結構好きで、そのときに土を持っているのが、うれしい。

今野:うんうん。

(編集:中條玲)

佐藤桃子(さとう ももこ)
1997年4月21日生まれ  東京出身 関かおりPUNCTUMUNのメンバーになる
鴻陵座、アナログスイッチ、大橋可也&ダンサーズ、マームとジプシーなどの作品に出演


『一匹のモンタージュ』リクリエーションでは、ドネーションを実施しています。いただいたご支援は、公演の資金として活用させていただきます。
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