ブロガー

【現代日本昔ばなし57】ぶろがー

 むかしむかし、あるところに、ぶろがーがいました。

ぶろがーは なにげない にちじょうの できごとや、たべたごはん、こどもの せいちょう きろく など、たにんが みても おもしろくもない きじを あっぷ しては、あくせすうばかり きにして くらしていました。


 あるとき、いつものように、「1にち なにも しなかった。」というだけの ないようの だらだら した きじを あっぷ しました。

つぎのひに なって ちぇっくして びっくり。

あくせすすうが 0だったのです。

いままでは どんなに おもしろくない きじを かいても、15は あった はずの あくせすうが、0なのです。

「これは おかしいわ。だれかが こいに そうさ しているに ちがいない。」

ぶろがーは そう かんがえました。

そこで、こんどは

「だれかが そうさ した せいで あくせすすうが 0になった。」

という ないようの ぶろぐを かきました。

「これで せけんに わたしの うったえが とどく。」

と、ぶろがーは おもいました。


 つぎのひ、あくせすすうを ちぇっくしました。

0でした。

「おかしいわ。」

ぶろがーは おもいました。

「もしかしたら、きじが ちゃんと あっぷ されて ないのかも。」

ぶろぐを ちぇっくしました。

ちゃんと ぶろぐの きじは ありました。


 つぎのひ あくせすすうを ちぇっくすると 1でした。

「そうか、わたしが ぶろぐの ぺーじを ひらいたから 1 なのか。」

とかんがえました。

「そうだわ。」

ぶろがーは おもいつきました。

そうです。「こうしん」ぼたんです。

ためしに、ぶろぐの ぺーじで「こうしん」を 5 かい おしてみました。

つぎのひ あくせすすうを かくにんすると 5 でした。

「これは はっけんだわ。」

ぶろがーは 「こうしん」を1まんかい おしてみました。

すると どうでしょう。

つぎのひの あくせすすうが 1まん あるでは ありませんか。


 それからというもの、ぶろがーは 1にちじゅう こうしんを おして、ふえていく あくせすすうを みながら、 しあわせにくらしましたとさ。

めでたしめでたし。

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