みーはー

【現代日本昔ばなし 11】ミーハー女

 むかしむかし、あるところに、さっかーには まるで きょうみの ない みーはーおんなが いました。

せかいたいかいで もりあがっている ときだけ、なんとなく あおい ゆにふぉーむを きて、こうさてんで はしゃいだり、しあいも るーるなんて わからないので、いけめん せんしゅを さがしては きゃっきゃして、なんとなく たのしんで いました。

 あるとき、みーはーおんなが、いつものように 2ねんまえの でざいんの ゆにふぉーむを きて、すぽーつばーで じょしかいを やっていると、ひとりの おとこが はなしかけてきました。
「ぼくと、いっしょに、せかいたいかいを みないかい?」

「でも、あたしたち、そんなに くわしく ないんです。」
と、こたえました。
「だいじょうぶだよ。ぼくが おしえて あげよう。」
おとこはいいました。
「まあ、なんて たのもしいの。」
みーはーおんなたちは よろこびました。

 しかし、そのあと、みーはーおんなたちは、こうかいしました。
なんと、おとこは がちぜい だったのです。

がちぜいは、あほみたいに くわしい ちしきを おしつけてきて、すこしでも ひてい しようものなら、ぶちぎれる のです。

がちぜいおとこは、おんなたちに、おうしゅうりーぐの すばらしさや、きいたことない あふりかの くにの すとらいかーに ついて はなしだしたのです。

おんなたちが、
「へー、すごい。でも、かっこよくないね。」
といったとたん、ぶちぎれて、いなくなって しまったのです。

 みーはーおんなたちは、いつも どおり、からふるで あまったるい おさけを みんなで もって、だれの せばんごうかも わからない ゆにふぉーむをきた じどりしゃしんに

「みんなで、さっかー かんせん。にっぽん がんばってほしいなあ。」

という こめんとを つけて、SNS にあっぷして、しあわせに くらしましたとさ。

めでたしめでたし

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