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【経営戦略】パルテノン戦略―生き残りは事業の多角化―

こんにちは。事業計画研究所です。

本日は、事業戦略をテーマにした記事を記載いたします。

ジェイ・エイブラハムというマーケティングコンサルタントが提唱した『パルテノン戦略』という言葉を聞いた事がありますでしょうか?

ギリシャのパルテノン神殿には特徴的な大きな柱があります。一本の柱では倒壊してもおかしくない建築物であっても、柱が複数になればなるほど丈夫になり経営は安定するということを論じた戦略です。

2つの側面から少しだけ具体例を挙げてみようと思います。良ければ最後までお付き合いくださいませ。

事業が一つだとどうなるのか・・・

昨今、業界問わず影響を及ぼしている新型コロナウイルス感染症ですが、国からの支援金や給付金などが交付されたとはいえ幾つもの企業が倒産へと追い込まれました。

収益基盤となる事業が一つということは、その柱が折れた際には会社には何も残りません。

今回のコロナの事例は、極めて稀有な事例かもしれません。しかし今後同様のことが生じた際には、何か手を打っておくのも一つだと感じます。

パルテノン戦略1<販路を増やす>

凄く端的に言えば、オフラインとオンラインのような販路です。
対面での店頭販売に加えて、オンライン上での販路形成を行う事で、どちらかが仮に途絶えてしまったとしてもどちらかが生き残る可能性もあります。

片方に偏ってしまっていると何かあった際に、対応しきれないケースもありますが、複数の販路を形成することによりそのリスクを少しばかりは抑えることができるでしょう。

パルテノン戦略2<事業を増やす>

こちらの方が分かりやすい事例かと思います。
例えば、飲食店経営をされている方が、ウェブ制作事業を行っているとどうでしょうか。

飲食が厳しくなったとしても、ウェブ制作事業が残ります。
逆にウェブ制作事業が厳しくなったとしても、飲食店が残ります。

関連性があまりない事業ならば、片方が事業が危うい状況であっても、片方が危うい状況にならずに済むケースもあるかと思います。


結論

事業を継続的に行っていく上では、リスクヘッジを行う事も重要です。事業の多角化や販路の拡大は結果として、社のリスクヘッジにも繋がります。

『事業は計画的に』

多角化や販路の開拓も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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*事業計画研究所*
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