【鶴の計画書②】鶴が少し過剰に恩返しをするために事業計画書を書いてみたら・・・
事業計画というものに慣れ親しんでいただこうという想いから始まったパロディ計画書第2段。
先週に引き続き、鶴の計画書のお時間です。笑
前回の記事も併せてお読みください。
前回の記事では自社概要を説明し、ブランディング動画の制作とSNSでのPRを行う広告戦略を行うことを目的である事業計画書とご記載いたしました。
そこで本日は、この事業を行うメリットがある根拠を示すために市場調査を行っていこうと思います。
(※この事業計画書はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。ご了承ください。)
以下より事業計画書
■市場調査
アパレル層小売市場規模:7兆5158億円
紳士服・洋品、婦人服・洋品、ベビー・子供服・洋品を合計した、2020年の国内アパレル総小売市場規模は7兆5,158億円、前年比81.9%と大幅な減少となった。
小売市場を販売チャネル別でみると、百貨店の下げ率が最も深刻であるが、量販店、専門店も苦戦を強いられており、ファッション通販サイトやECモールなどその他(通販等)だけが伸びている構図となる。
消費者の外出自粛傾向により、消費が都市部の店舗から郊外に移っており、その他を除くチャネルの苦戦は、コロナ禍による景況悪化の影響による国内市場の消費マインドの冷え込みも影響している。
(出典:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2807)
■顧客ニーズ
コロナ渦中におけるファッション・ライフスタイルの変化
【調査概要:ファッション編】
■調査日 :2021年4月5日~2021年4月12日
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :728名
■調査対象 :全国20~34歳の女性
今一番欲しいファッションアイテムを挙げてもらうと、1位は「普段着(38%)」、2位は「下着(15%)」、3位は「靴(13%)」「バッグ(13%)」でした。
一方、ルームウェアが欲しいと答えた方の48%は「素材」を最重視すると回答。以下「デザイン」、「価格」と続きます。普段着とルームウェアでは重視するポイントが異なるようです。
(出展:https://musee-marketing.com/topic/fashion/)
洋服購入時、参考にするもの
インターネットリサーチなどを手掛けるNEXER(東京都豊島区)は、自社で運営するライフスタイルメディア「ファストレンド」が実施した「洋服の購入」に関するアンケート調査の内容を発表した。その結果、洋服を購入する際に「ファッション雑誌」や「InstagramなどのSNS」などを参考にしている人が多いことが分かった。
(出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/d4268235a3003f461d8372973c20da3ee790781d)
考察
・ファッション業界自体、少し停滞気味。対面での販売だけでなくオンライン(SNSなど)を介した新たな事業戦略を講じる必要性を感じています。
・外出自粛などの動きに伴い、普段着やルームウエアなどの部屋着の需要が増大。長時間着ても苦にならないような質感の良い生地を選択する需要があると推察されます。
(弊社口コミで最も多い声は、独自のルートから製造されている生地の質感の良さです。この強みを活かした事業戦略を行いたいと考えています。)
・洋服を販売する際には、InstagramなどSNSを利用することが新たな販路の開拓へと繋がる可能性があると考えられます。
・記事が質感がSNSでも見受けられるようなPRする方法(広報動画)などを制作する必要があると感じます。
まとめ
市場調査を行う時のポイントは、論より証拠です。
○○の事業を思いついたから行う!
というだけでなく、その事業が成功する根拠となる調査結果やデータを意識して収集することが大切です。
もっと言えば、これらの情報があったからとて成功するわけではありません。事業計画の段階で出来上がるのはあくまで『仮説』です。
その仮説を検証していくため、また成功に近づけるためのツールが事業計画書といっても過言ではないでしょう。
顧客ニーズ情報の集め方も以前記事にしていますので、良ければこちらもご参考に。
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