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辞書の生き物 #283 口蹄疫:こうていえき

口蹄疫

蹄(ひづめ)が2つある偶蹄目と呼ばれるウシやブタ、ヤギなどで発症するウイルス性の感染症で、法定伝染病にも指定されています。

発熱や元気消失に加え、口の中や舌、そして蹄に水泡ができます。
口と蹄に水泡ができる特徴から「口蹄疫」と呼ばれます。

人でも同様に発熱に加えて、口や手足に水泡ができる「手足口病:てあしくちびょう」があります。

こちらも口蹄疫と同様、水泡ができる場所から命名された疾患で、ウイルス感染によるものです。

主に子供が発症しますが、飛沫接触で感染しますので、うがいと手洗い、そしてマスクの着用で感染拡大を予防しましょう。


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