「効率化」に疲れた人々が向かうところ【ビジネス数学・ニュースレター～深沢真太郎の視点～】vol.155

2020年7月27日 10:39

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本日のトピック：「効率化」に疲れた人々が向かうところ

ビジネス数学教育家、深沢真太郎です。

連休が明けて今日からお仕事という方も多いでしょうか。
正しく恐れながら、社会活動は止めない。
これからの常識になるのでしょうね。
お互い頑張りましょう。

では本題。

現代（正確にはちょっと前まで）は「割り算」の時代です。
生産性を上げる。
効率化を図る。
これは四則演算でいう割り算の概念です。

いかに少ない時間で成果を出すか。（成果÷時間）
いかに少ない人数で成果を出すか。（成果÷人数）
・・・・・・・・・・・・

今回の新型コロナウィルス禍もそれに拍車をかけます。
「リモートで十分できる」ことを知った私たちは、
ますます「いかに少ない時間で」「いかに少ない人数で」となるでしょう。

それはそれで大事なことです。
私も企業研修などで語ることです。
しかし一方で、これに疲れてきた人もたくさんいるのではないでしょうか。

効率を上げれば成果が出るのか？
生産性を上げるためのアプローチが本当に「無駄を省く」なのか？

私はそろそろ「足し算」の時代になると思っています。
「割り算」が仕事の基本にはなりつつ、それだけではダメなことに気づきます。
だからいかに「一見すると無駄なものをやるか（プラスするか）」という発想になる。

そろそろ「足し算」の時代になります。
あなたは何を足し算しますか？

最後に、もう一度この２行を。

効率を上げれば成果が出るのか？
生産性を上げるためのアプローチが本当に「無駄を省く」なのか？

これはあなた（あるいはあなたの会社）にも投げかけてみるべき問いではないでしょうか。
あなたの答えは？

今日も素敵な１日をお過ごしください。

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