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「そんなに勉強しなさいと言うなら、あなたが教えてあげたら?」という提案

ビジネス数学教育家の深沢真太郎です。

たとえば学生時代に数学をしっかり勉強した方がいたとします。素晴らしいですよね。多くの方が高校や大学(もしかしたら中学)でその高い壁に愕然とし、挫折し、数学というものを理解すること諦めていきます。そんな中で、しっかり勉強された。本当に、素晴らしいことです。

実はそんな方々には、少しばかりプライドがあります。それは、、、

「多くの人が挫折してしまうほど難しい学習分野を自分は学び理解することができたぜ!すごいだろ、イエイ!!」

というテイストのものです。(おそらくイエイとは言わない)

難攻不落の高い山を制覇できた。それはそいういうメンタリティになるでしょう。そして彼らは声高にこう言います。

「みんなもっと数学をちゃんと勉強すべきだ」
「数学を理解できる人は頭がいいんだ(数学を理解できなやつはバカだ)」
「数学は人生や社会にとても役立つものなんだ」
「数学はビジネスにも活用できるんだ」
・・・・・・・・・・・・・・・

2つ目を除いて、とても共感します。その通りだと思います。で、このようなことを声高に吠える人たちに私からひとつ提案があります。

「ならばそれをあなたが教えてあげたら?」

それだけ世の中に伝えたいこと、誰かに言いたいことがあるのなら、それをあなたが伝えたら? それを理解できなかった人に優しくわかりやすく教えてあげる活動をしたら? とても感謝されるしあなたの心も満たされるし、いいことしかないですよ。

私の周囲にも優秀な学者や優秀な実務家がたくさんいます。いっぱい勉強して、知識量も素晴らしい人がたくさんいます。彼らはみんな結果を出し、素晴らしい能力を備えた人です。誰かに何かを「教える人」とはまさにこういう人が理想ですよね。

しかし彼らが実際に「教える」ことはしません。その理由もわかっています。いくつかありますが、その中でも最大の理由は「知っている」と「教えられる」は天地ほど違うからです。そしてその天地ほどの差を埋めるのがかったるいからです。

それでも私はビジネス数学インストラクター制度(BMI)を用意し、「教えられる」スキルとメンタリティを学べるチャンスを用意しています。価値あることを知っているのにそれを人に教えられない。これってとても勿体無いことですからね。


「ならばそれをあなたが教えてあげたら?」

この言葉は、私の心と身体においてけっこう中心にあります。優秀な人が少しでもいいので「教える」活動をしてくれたら。世の中はもう少し良くなるだろうなと思います。

あなたが会社員なら、同僚や部下に「数学が仕事にも役立つ」ことを教えてあげてはどうでしょうか。

あなたが定年退職して時間があるなら、未来ある若者に「数学の面白さと人生との関係」について教えてあげてはどうでしょうか。

あなたが数学を学んだことを誇りに思い、それで結果を出してきた優秀な人なら、その知識や手法を次の世代に教えてあげてはどうでしょうか。

私は自称エリートには興味がありません。ただし、「誰もが教育者である」という考えを持った本物のエリートは素敵だと思っています。

どこかにいらっしゃる素敵なエリートさん。
あなたがそれを教えてあげてはどうでしょうか。


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