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経営者の教訓:権限委譲、勇気、ビジョンの必要性についての洞察(1/18)

今日は、元職場の同期のエンジニア(自分で会社を持っている社長)と飲みに行ってきた。学ぶことが多すぎてまとめられるか分からないが、まとめてみる。

一番印象に残ったのは、経営者になるには「人に任せる」訓練をしておかなければいけないこと。僕は自分で色々やってしまいたくなる性格だが、それを抑えて権限を与え仕事を任せることが重要だという。なぜかというと、結局会社を大きくしていくためには組織を作らなければならず、経営者が現場で仕事をしていると本来経営者がやらなければならない仕事に取りかかれない。さらに、一人の力でできる範囲は限られており、それでは大きくしていくことができない。なので仕組みを作るために権限を与えることが重要だという。コレは会社が大きくなってきてからでいいのでは、と思ったが、「人に任せる」というのにも訓練がいるらしい。確かに、仕事は人に任せて責任は自分が負うというのは、めちゃくちゃ不安だ。それなら自分がやってしまいたい。コレは誰でも思うようなことなので、それができないと会社が大きくならないそう。僕は会社を大きくしていきたい気持ちはあるし、幸いにも出資してくれたところがあるので最初から人に任せることができる。その余った時間で僕は経営者しかできない仕事(ビジョン磨き、人脈作りなど会社のプレゼンスを上げる仕事)をやることが重要である。人に任せられる仕事も経営者がやってしまうのは、ナンセンスだ。また、大企業の社長はハードワークと聞いていたことはあるが、それは経営者にしかできない仕事でハードワークなのだろう。そこを履き違えると、会社は組織でなくなる。

学んだこと2つ目として、経営者は嫌われる勇気が必要だということ。なぜなら、全員に好かれる経営者には熱狂的なファンが作れないからである。お客さんになる層は、一定の信頼度のラインを超えないとお金を払わないが、全員に好かれる経営者は全員が一定ラインを超えない可能性がある。であれば、一定の層に嫌われても熱狂的なファンを作ることが必要である。私の同期の経営者や、先輩の経営者は、めちゃめちゃ尖っていて変わり者だと思っていたけど、いざ話を聞いてみるとそれは戦略的に実行していたのだと言う。私も、何か尖ったものを作る必要がある。まずはもっと発信をしていくことから始めよう。

そして最後には(まだまだあるが)、会社を大きくするにはビジョンが必要だと言うこと。人は、ビジョンを見てついてきてくれるので、そのビジョンを磨くことは経営者の仕事になる。ビジョンを磨くためには、世の中を俯瞰して成し遂げたいことを考えていく必要がある。そして、現場の仕事ばかりをやっているとそれができないのだ。もっとビジョンを深掘りして言語化し、言語化した上で抽象化したものを作ると言う作業が必要だ。そこに、私は時間を使っていきたい。

このように、人にあって話を聞くことはめちゃめちゃ重要だと感じた1日だった。経営者ならではの仕事、人に任せられる仕事は任せること、ビジョンを磨く重要性、資金繰りの重要性、嫌われる勇気、人脈作り、リードの取り方、ファンの作り方、会社法や労働基準法について、とにかく行動することの重要性、さらには経営者ならでは面白さ。こういったところを、実際に経営者と話をすることで学ぶことができた。AIが発展しても、人に会うことの重要性は変わらないと感じた。

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