AI革命を起こすには(3/24)

私がやっている団体の理念は「AIで人の暮らしを豊かにする」と言うことだ。これを実現するためには、もちろんAIと言う素晴らしい技術があるだけではダメで、それを活用する人が増えなければならない。なぜなら、「暮らしを豊かにする」のは「事業」であって、AIが豊かにするわけではない。AIは、その事業を加速させるために必要な技術ということになる。なので、AIがあったとしてもそれが事業に使われていなかったらAIツールは意味がなくなる。
そして、今の社会はあまりAI活用が進んでいない。なぜなら、「使い方がわからない」「自分の仕事に使えない」など、AIをどう使ったらいいかわからず、それから「AI使えないじゃん・・・」となってしまう。そうなってしまう理由は、まずメディアがAIを持ち上げて「AIやばい!」と期待値を高めるが実際は使えないこと、またはAIリテラシーを高めるための講座や試験があるが、それは一般的なリテラシーを上げるだけで「その人の仕事にどう使うか」までは言及していない。そうなると、「AIなんかすごいって言いてたけど、意外と使えないよね〜」と思われ、使和なくなってしまう。それはかなりの機会損失だ。AIの活用を広げようとして認知拡大や教育をしているのに、それが裏目に出てAIの活用を妨げているのだ。(一部のすごくAI好きか仕事好きじゃないと、なかなかAIの活用法を研究しない)
ではどう対策するかというと、一番いいのはパーソナルトレーニングだ。ただ、それでは圧倒的に教育者のリソースが足りない。なので、せめて「業界別AI教育」が必要なのだ。これをすることで「あなたの仕事にはこうAIを使えますよ」と教えやすい。すると、さっき言ったように「AIなんかすごいって言いてたけど、意外と使えないよね〜」と思われることが少なくなる。ただ、これでも今は「AIを教えられる人」の数が足りない。だから、講師を増やす必要がある。そのために、現状講師は一部の「AIが好きな人」が少数でやっているが、そうではなく「自分の仕事の生産性を上げたい人」や「教えることを仕事にしたい人」など、講師になる人の範囲をどんどん広げていき、その講師を育成することが必要だ。
そして、AI活用が普及していくと、人間よりもAIの方が教えるのが上手くなるポイントが絶対に来るので、あとはそれまでのAI講師+講師AIでどんどん社会実装をしていく。(なぜ人間がまだ教えるかというと、AIの力は未知数なので人間が制御していないと支配される可能性もあるから)
こうすることで、AIで事業を加速させていき、さらに豊かな暮らしにつながるのだ。

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