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【こどもに商売の楽しさを教えてくれる絵本】50冊目「にんじんばたけのパピプペポ」

こんにちは。ぶさパパです。

こどもと読みたい毎日絵本、本日のタイトルは、「にんじんばたけのパピプペポ」です!

このnoteでは、僕と息子たちの絵本ライフをゆるーく毎日書いています。

昨日の1冊はこちら!↓


絵本との出会い

長男(5歳)から保育園で出会った絵本が面白くて、ぶさパパにも読んで欲しいと要望がありました。

図書館で探し始めようやく見つけたのがこちら!

初版が1973年の歴史がある絵本です!

早速読み聞かせをしていきましょう!


読み聞かせの感想

主人公は20匹兄弟のこぶたさんたち。

お父さんぶたとお母さんぶたはやんちゃな20匹兄弟を育てるためにせっせと働きますが、兄弟たちは全然お手伝いもせず遊んでいました。

うちでは2人育てるのも大変なのに、10倍の20人は想像しただけでも大変ですね...

ある日ぶたさん兄弟たちが5人1組チームに分かれて遊んでいると、各チームでだいだい色の芽の草を見つけます。

しかしそこに怪しいモグラさんがやってきて、その草は食べたら病気になるから私が貰って捨てておくよとい言って草を持って行ってしまいました。

別のブタさんチームでも同様に、怪しいネズミさん、怪しいウサギさんがやってきて適当な理由をつけて同じようにだいだい色の草を持って行ってしまします。

そして別のぶたさんチームでもだいだい色の草を見つけますが、他チームの兄弟ぶたたちは食べたら病気になってしまうと大騒ぎ。

兄弟は多ければ多いほど意見がわかれて大変ですよね···

ぶさパパも四人兄弟で育ったからわかります。笑

すると一匹のこぶたさんがぱっとだいだい色の草をとって、食べてしまいました。

他のこぶたさんは大変な症状が起きるのではないかと驚きましたが、だいだい色の草を食べたこぶたさんはからだがポカポカ温かくなってきて、とっても元気になりました!

どうやら草の正体は高麗人参的なものだったらしく、他の兄弟こぶたさんたちも食べたらとっても元気になりました。

お父さんとお母さんもこぶたさんたちから人参をもらい、とっても元気になりました。

こぶたさんたちはこれは商売になるぞと、人参の苗から畑を生産しはじめました。

素晴らしいチームワークと発想力ですよね。
子どものうちからこの絵本を読んで、商売感みたいなものをうちの長男が養ってくれればいいなあって思います。

こぶたさんたちは人参の大量生産に成功し、町のどうぶつ達に向けて商売を始めました。

からだの弱いかたや病気のあるかたには無料で人参を配っています。

とても優しい商売ですよね。
こふださんたちのマーケティング戦略によりこぶたさん一家の人参はたちまた大人気になりました!

そこに当初こぶたさんたちを騙した怪しいモグラさん、ネズミさん、ウサギさんがボロボロな姿でやってきます。

ずるい生き方をしてきた祟りか、からだが弱くなってしまったみたいです。

そんな彼らにもこぶたさんたちは人参を食べて元気になって!と人参を無償提供しました。

どんなにひどいことをされた相手でも困っている人がいたら助けるというこぶたさんたちの精神は大人も見習うべき姿勢ですよね。

その後恩を返すために仲間になったモグラさんたちと一緒に事業を拡大したこぶたさんたちは、町のひとのために保育園や図書館の建設を行います。

大きな人参畑で歌を歌いながら毎日幸せに暮らすこぶたさん一家のページで物語はおしまいです。


読み聞かせを終えて

とっても素敵なお話でした!

子ども向け絵本ながら人生で大切な仕事の姿勢を教えてくれる絵本です。

Amazonの口コミでも商売において必要な仕組みや精神を絵本を通して教えてくれると書いているかたもいらっしゃいました。  

うちの長男も「こどもなのにお金が稼げてできてすごいなあ!」と刺激をもらっていました。笑

作者のあとがきにもありましたが、にんじん嫌いな子に向けて作った絵本みたいですね。

やっぱり歴史のある読みつがれている絵本は名作なんですね!

こどもと一緒に働くのに憧れるぶさパパでした!

ではまた!

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