【子供の想像力を育む絵本。】61冊目「もくもくをつかまえた」
こんにちは。ぶさパパです。
こどもと読みたい絵本、本日のタイトルは「もくもくをつかまえた」です。
ヨシタケシンスケ先生初めての翻訳絵本
長男(5歳)の影響で私も大好きなヨシタケシンスケ先生作品。
度々noteでも書かせて頂いています!↓
そんなヨシタケ先生が初めて海外の絵本を翻訳した作品。
今日はこちらを読み聞かせをしてきます!
貴方の大事なものはなんですか??
さっそく絵本が読者のわたしたちに問いかけてきます。
もしきみが
もりのなかを歩いていて
もくもくした雲みたいなものをみつけたら
きみはどうする?
わたしも長男に問いかけてみたところ、
「水をかける!」と言っていました。笑
うちではこの絵本のなかの"もくもく"を息子にとって大事なものだと例えて読むようにしています。
もくもくは
なかなかおもいどおりにいかないよ
もし息子にとっての"もくもく"がなにかの目標なのであれば、手にしたくてもなかなか届かないものなのですね。
だいじにだいじにしようとおもえば思うほど、ふわふわ逃げていってしまいます。
なんとなーく大人になるとわかる気がする内容ですよね。
恋人にたとえるとわかりやすいよーなんて、そんな恋したことないパパは偉そうに息子に教えます。笑
どっかにいかないようにおりに閉じ込めたら、くもは泣いちゃいます。
好きな人だからって束縛しすぎるのは相手のことを考えきれていないんだよ、とまたまた偽者の恋愛マスターのわたしは息子に偉そうにはなします。笑
もくもくなんてみつけなきゃよかったなって思うかもしれない。
夢や恋人との関係で挫折すると、もはや出会わなければ良かったって思うこともあるかもしれないですね。
絵本のなかの主人公は水になったくもを植木鉢にいれています。
挫折してあきらめることがあっても、また新たなくもがもくもくやってきます。
息子にとって大事なものも、一度なくなったからって絶望しなくてもいいんだよ。
また新しい大事なものがやってくるからね、って話しました。
もくもくがどこからくるのか
だれにもわからない
もくもくはそらとじぶんのあいだで
きょうももくもくしてるんだ
未来は誰にもわからないけど、どんな人にも平等な空の下にチャンスはくものように浮いているんだよね。
だいじなものを雲に例えているこの絵本の意味がわかってきました。
素敵な例えだなあ。
もしもくもくが木にひっかかっていたら、もくもくがどうしたいのか一緒に考えてあげたら良いんじゃない?という答えにたどり着いた本作。
自分の思いだけでどうしたらいいかを考えるのではなく、大事なものと一緒にコミュニケーションをとるように大事にしていこうね。
物語はおしまいです。
読みきかせをおえて
Amazonの口コミでも、哲学的な内容だという感想が多々ありました。
我が家の読みきかせの内容があっているかわかりませんが、どのように読むかは自由なのが絵本ですよね!
この絵本をよんでから、欲しいもののはなしをする息子は、ほしいものをもくもくと言うようになりました。笑
ヨシタケ先生らしい翻訳の仕方でとても楽しめました!
パパはもくもく(money)がほしいぜ!
ではまた!
今までの絵本はこちら!↓
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