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【こどもの好奇心を高める絵本】42冊目「わたしのわごむはわたさない」

こんにちは。ぶさパパです。

こどもと読みたい絵本、本日紹介するのは、「わたしのわごむはわたさない」です!

このnoteでは、僕と息子たちの絵本ライフをゆるーく毎日書いています。

昨日の1冊はこちら!↓


絵本との出会い

最近息子とパパの中で密かにブームが来ているヨシタケシンスケ先生の絵本。

息子と図書館に行っては「ヨシタケシンスケ絵本ありますか!?」と探しています。笑

そんな中、先日図書館でようやく借りられたのがこちら。

○あらすじ
ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった!このわごむは、わたしのだ!!
わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。
この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!?ヨシタケシンスケのユーモア絵本。

早速読み聞かせをしていきます!


読み聞かせの感想

主人公のわたしちゃん、おうちのゴミ箱で見つけたわごむをGETします。

子供ってわごむ好きですよね。

ウチの長男(5歳)はピストルにして打ってくるし、次(1歳)は焼きそばみたいに食べちゃうので、うちではわごむは隠してます。笑

わたしちゃんは末っ子のようで、おさがりばかりで自分だけのものがなかったみたいです。

初めてのじぶんだけのもの、わごむをGETしたわたしちゃんはとっても嬉しいのです!

お風呂にはいるときも、ねるときも一緒です。笑

新しいおもちゃが手に入ったら一緒に寝たくなるよね。

どんなに高価なものを渡されても、誰にもわたしのごむはわたしません。

「わごむがお金になったら絶対交換するよねー?!」と息子。笑

おにいちゃんはきっとわごむを笑うけど、わたしちゃんはおにいちゃんのたからものは笑わないらしいです。

おにいちゃんのたからものの中身、めちゃ共感しますわー。

昔よくわからないネジとか集めてたなあ。笑

やっぱりみんな
じぶんだけのたからものがほしいのね。

はじめてじぶんだけのものを手に入れたわたしちゃんは達観した視点で語り始めます。

ヨシタケワールドの絵本って、急に心に刺さるメッセージ性の感じだしてくるんですよね。笑

大人もこどもも一緒です。
いつまでも人っていうのはじぶんだけの大切なものが欲しいんですよね。

だからみんな
いつもなにかを探しているんだね。

ものだけじゃなく、お金だったり、情報だったり、愛だったり、夢だったり、生きていくとずっと探すものばかりなんだよね。

なんて深いメッセージを勝手に我が家では感じております。笑

わごむをこれからもずっと大切にしようと決めたわたしちゃん、これからこのわごむでどんなことをしようかなーなんて妄想を膨らませていると、ぷつん。

あら?

どうしたんでしょう?

どうやら切れちゃったみたいです。笑

なにやらごそごそと棚をさぐっています。

新しいたからものを見つけておしまいです。

クリップ見つかってよかったね。笑


読み聞かせを終えて

こどもは共感できる部分と、「いや、わごむがたからもの?!」みたいなツッコミどころもあって楽しめますよね!

大人もこども心を思い出せて、親子で一緒に楽しめます。

「パパはねえ、ちっちゃいころ瓶ビールの王冠蓋を集めてたんだよお。」
なんて各家庭で親子トークに花が咲くのかなあなんて思います!

今日は休みなので息子たちと動物園にいってきます!

ではまた!

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