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【こどもが大好きなホラー絵本】 こどもと読みたい絵本 3冊目「おろしてください」
こんにちは。
こどもと読みたい絵本、昨日に続き本日紹介するのは、「おろしてください」です。
この記事は、
・僕がこの絵本に出会った理由
・実際に僕が息子に絵本の読み聞かせをした感想
・紹介する絵本が子供に与える影響
上記3点をゆるーく書いています。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 (。。)/GO
昨日の1冊はこちら↓
【子供が優しい子に育つ絵本です】
こどもと読みたい絵本 2冊目
「チコちゃんに叱られる〜おとうさん おかあさんといっしょにすごせるのはどれくらい?〜」
絵本との出会い
怖いの大好きなうちの息子。意外と怖い絵本とか大好きな子供って多いですよね。
書店で一番怖そうな表紙の絵本買おうぜ!と散策した結果、見つけた絵本がこちら
「うわっー、いいねえ〜」(息子)
息子のお眼鏡に叶い、こちらの絵本にすることにしました。
ちなみに結構絵が怖いので、怖いの嫌いなお子様にはおすすめしないです笑
もしこの記事を読んでくださった方で、もっと怖い絵本あるよーって方いらっしゃれば、コメントで教えてください!息子が喜びます!
読み聞かせの感想
主人公のぼくはうらやま探検中に山の中に不思議な小さな駅を見つけます。
絵が綺麗です。綺麗すぎて不気味さが際立ちますね。
電車に乗り込み、次の駅を目指して座席に座るぼく。
トンネルに入ったところで他の乗客の様子がおかしくなります・・・。
なんだか怖くなってきました・・・。
息子に「これどういうことだろう?」と聞くと、「これもしかしてお化けの世界にいく電車なんじゃないか・・・?」と察しの良い息子。
乗客の様子はどんどんおかしくなり、
「やれやれ、この格好がやっぱり楽だなあ」と、おばけなのか妖怪なのか変な奴らが賑やかになり始めます。
息子は「やっぱりお化けが乗る電車だったんだ」とお口半開きで続きが気になっています。
座席の隅に隠れているぼくのところに、世界観のある車掌が話しかけてきます。
どうやらこの電車は人間がのっちゃいけない電車らしく、周りのお化けたちもぼくに近づいてきます。
車掌さんは「おうちに帰る最後のチャンスだよ」と行って、向かいのホームにぼくを促します。
走り出すぼく。急いで走った為か、足元にひらひらと紙のようなものが。
どうやらきっぷを落としているみたいです。
この時点で息子はあんぐりお口が閉まらないようで、絵本に集中しています。
向かいのホームの電車にもお化けがいっぱいのっています。
なかなかに気持ち悪いお化けがうじゃうじゃいます。
トンネルに向かう途中にお化けたちのお顔がどんどん人間に変わっていきます。
人間の世界とお化けたちの世界をつなぐ電車だったんですね。このページの気持ち悪さに息子は何度も読み返しをしていました。笑
ようやくぼくの住む世界に戻ってきました。
ずっとページに映り込んでいる猫が可愛いです。
これで元の世界に戻れると思ったぼくでしたが・・・
「きっぷがないと おりれない」
と般若面の車掌がぼくのうでをつかむのでした。ぼくは電車を降りることができず、またお化けの世界に戻っていきます。
読み聞かせを終えて
お話はここでおしまいですが、息子の考えるこの物語の続きとしては、きっぷを無くしたぼくはこのまま電車から降りることができず、車掌さんになっちゃうというストーリでした。
車掌さんはもともとぼくのように迷い込んだ人間だったという展開面白いですね。
みなさんのお子さんの「このあとぼくはどうなったでしょう?」大喜利のいろんな答えを聞いてみたいですね。
怖い系の絵本は子供も楽しいのですが、大人も怖い空気感を出せるように読むのが楽しいです。稲川淳二さんばりに怖く読もうと努力しています。
初見ではきっぷを落としたシーンを見逃しがちになってしまうので、2回目以降の読み聞かせで、各ページで要所でぼくが持っているきっぷを親子で見つけるのが楽しいですね。
何度も読み返せる一冊です。
お出かけの際に子供が一人でどこかに行ってしまうときには、「おろしてくださいの世界に行っちゃうよ!」というと怖くなって戻ってくる息子でした!
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