ランチェスター

📚投資オンチでもできた弱者逆転の「ランチェスター式不動産投資成功術」夏山栄敏 著📚

「投資オンチでもできた弱者逆転の『ランチェスター式不動産投資成功術』」夏山栄敏 著

2019年7月発刊。著者は国内外大手製薬会社に勤務、5年後にワシントン大学でMBAの資格を取得。
現在は経営コンサルタントとして活躍する一方、ランチェスター戦略を実践するため、自らも都内を中心にカネなしコネなしから10年間で14棟126室を運営中。新築1棟、中古1棟、戸建て、ロードサイド店舗、駐車場、太陽光と幅広く運営中。

「勝算なきは戦うなかれ」孫氏の兵法の一節

戦略は「目に見えないもの」勝つためのシナリオ、全体的な計画を指す
戦術は「目に見えるもの」戦略を実行するための具体的な活動
戦略:戦術を2:1の割合で行う

孫氏の兵法は不動産投資にも活用できる。
「何のために、どのように行動し、将来はどのようになっていたいか」
これを常に考えなければならない。
さらに、知識や経験の少ない、いわゆる「不動産投資弱者」が取るべき行動をランチェスター戦略に当てはめて解説している。
ランチェスター戦略とは、以下の「基本戦略」と「5大戦法」から成り立っている。

基本戦略は「差別化戦略」…外装内装リノベーション、設備導入などバリューアップ。

5大戦法は
① “局地戦”…地域、シェアハウス、古民家、マンスリー、シングルマザーなど対象を特化
② “一騎打ち戦”…競合が少ない訳アリ物件、事故物件など競合の少ない物件を狙う
③ “接近戦”…顧客である入居者とのきめ細かいコミュニケーション&サポート
④ “一点集中主義”…まずは1つのことにすべての資源を集中する
⑤ “陽動戦”…競合が気づかないところでゲリラ戦を仕掛ける

これらの戦法を自身の購入、運営経験に織り交ぜながら解説している。
例えば、物件周辺にゴミが散乱していると近隣からの苦情が入ったとき、事実と解決に向けての戦略、管理会社へのアプローチなど。
物件情報の入手方法から融資に関する金融機関に対する姿勢など、すべて「戦略」に基づいており、「戦術」についても披露されている。

物件購入事例など再現性の薄い部分はあるが、戦略と戦術の発想については多く学ぶ部分がある良書と感じました(^^)

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