ブリキヲ

素潜り沼ダイバー

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コメット・メモランダム

生産 コメット巡航戦車はLeyland Motorsを中心に、English Electric、Fowlers、Metropolitan-Cammellによって生産された。 1944年9月には軍に引き渡され、以前より77mm砲…

ブリキヲ
1年前
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今日の買い物June 5, 2021

最近note書いてないので備忘録を兼ねて さて、今日はElefant corporationというメーカーに発注したパーツが届いたのでご紹介します! Elefant corporationはイギリス生ま…

ブリキヲ
2年前
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Cape Gloucester戦のM4A1シャーマン

M4A1導入の経緯ガダルカナル島での戦訓によりM2A4及びM3軽戦車系の37mm砲は日本軍が構築した丸太製のバンカー等に対して威力不足であったため、75mm砲を持つM4シャーマンの…

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3年前
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ソビエトに送られたシャーマンとポークシチュー缶の話

ロシアの模型メーカーZvezda期待の新作ビッグハッチM4A2(75)シャーマンのテストショット?がロシアのSNS、VKontakte(フ コンタクテ VK)やFacebookで公開され、我々沼の住人…

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4年前
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勝手に沼レビュー・第二回 世界の戦場イラストレイテッド3/カセリーヌ峠の戦い1943

次号のアーマーモデリング誌は砂漠の砂埃表現特集! まだ書影は出ていませんが非常に楽しみです。 砂漠の戦いというとイラク戦争や湾岸戦争 中東戦争、そしてWW2のアフリ…

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4年前
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勝手に沼レビュー・第一回 ヴィレル-ボカージュ ノルマンディ戦場写真集

ヴィレル-ボカージュ ノルマンディ戦場写真集 Daniel Taylor著 岡崎淳子訳 大日本絵画刊 2005年 いや、正直出た当時はスルーしていました 個人的には特に2004年〜2005年…

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4年前
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硫黄島のM4A2

海兵隊というとディーゼルエンジンのM4A2というイメージが強いが、太平洋戦争末期の硫黄島戦(1945年2月19日〜3月26日)では3rd Marine Tank BattalionしかM4A2 (それもFishe…

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4年前
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notoはじめました

はい、ブリキヲです なんとなくつらつらとnoteをはじめてみました 沼の会、考証、ブリキヲ昔話なんかを中心にやっていきます。ゆるりと。

ブリキヲ
4年前
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コメット・メモランダム

生産

コメット巡航戦車はLeyland Motorsを中心に、English Electric、Fowlers、Metropolitan-Cammellによって生産された。

1944年9月には軍に引き渡され、以前より77mm砲を試験していたドーセット州Lulworth CampにあるRAC砲術学校にてテストされた。本来なら11月には欧州に送られて第11機甲師団の第29機甲旅団に部隊配備されたの

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今日の買い物June 5, 2021

最近note書いてないので備忘録を兼ねて

さて、今日はElefant corporationというメーカーに発注したパーツが届いたのでご紹介します!

Elefant corporationはイギリス生まれのメーカーで2019年に活動を開始しました。
3Dプリント製品を中心にレジン、デカール、金属挽き物製品を販売しています。
メインは現用(冷戦期)の米軍、IDF、WW2ドイツ軍で、フィギュアも数

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Cape Gloucester戦のM4A1シャーマン

M4A1導入の経緯ガダルカナル島での戦訓によりM2A4及びM3軽戦車系の37mm砲は日本軍が構築した丸太製のバンカー等に対して威力不足であったため、75mm砲を持つM4シャーマンの配備を進めていたが中戦車の充足は陸軍が優先された。
海兵隊にはM4A2が配備される事となったが、第一海兵師団はニューブリテン島攻略にあたり上陸戦闘能力を欲したGHQ/SWPA(南太平洋軍総司令部)司令官のダグラス・マッカ

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ソビエトに送られたシャーマンとポークシチュー缶の話

ロシアの模型メーカーZvezda期待の新作ビッグハッチM4A2(75)シャーマンのテストショット?がロシアのSNS、VKontakte(フ コンタクテ VK)やFacebookで公開され、我々沼の住人がざわついております。

ディーゼルエンジンを積んだM4A2は海兵隊や英軍の他、大半の車両は75mm砲塔、76mm砲塔共にソ連にレンドリースとして送られました。
ソ連軍兵士からエムチャ(M4 エム・チ

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勝手に沼レビュー・第二回 世界の戦場イラストレイテッド3/カセリーヌ峠の戦い1943

次号のアーマーモデリング誌は砂漠の砂埃表現特集! まだ書影は出ていませんが非常に楽しみです。

砂漠の戦いというとイラク戦争や湾岸戦争
中東戦争、そしてWW2のアフリカの戦いなど魅力的な素材がありますが、今回はそのアフリカ戦終盤の戦いをフィーチャーした大日本絵画刊 オスプレイ・ミリタリーシリーズ「カセリーヌ峠の戦い1943」を勝手に沼レビュー!

原著を出しているOsprey Publishing

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勝手に沼レビュー・第一回 ヴィレル-ボカージュ ノルマンディ戦場写真集

ヴィレル-ボカージュ
ノルマンディ戦場写真集
Daniel Taylor著 岡崎淳子訳 大日本絵画刊 2005年

いや、正直出た当時はスルーしていました
個人的には特に2004年〜2005年頃ってアーマー誌を買ってない号があるぐらいでしたので。
「ヴィレルボカージュの戦い?ヴィットマン無双でしょ?ドイツ軍ばっかりでしょ?イギリス軍やられちゃうんでしょ?教育されちゃうんでしょ?」って思うでしょ?

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硫黄島のM4A2

硫黄島のM4A2

海兵隊というとディーゼルエンジンのM4A2というイメージが強いが、太平洋戦争末期の硫黄島戦(1945年2月19日〜3月26日)では3rd Marine Tank BattalionしかM4A2 (それもFisher製溶接フードのスモールハッチのみ!)が装備されていない。

グアムより転戦により対応が間に合わなかった為か、タラワやグアム戦にて多大な出血を強いられた同大隊の戦訓を生かしたのであろう他の

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notoはじめました

はい、ブリキヲです

なんとなくつらつらとnoteをはじめてみました

沼の会、考証、ブリキヲ昔話なんかを中心にやっていきます。ゆるりと。