Cape Gloucester戦のM4A1シャーマン
M4A1導入の経緯ガダルカナル島での戦訓によりM2A4及びM3軽戦車系の37mm砲は日本軍が構築した丸太製のバンカー等に対して威力不足であったため、75mm砲を持つM4シャーマンの配備を進めていたが中戦車の充足は陸軍が優先された。
海兵隊にはM4A2が配備される事となったが、第一海兵師団はニューブリテン島攻略にあたり上陸戦闘能力を欲したGHQ/SWPA(南太平洋軍総司令部)司令官のダグラス・マッカーサー大将(当時)の指揮下に一時的に置かれ、再編中のオーストラリアにて陸軍用の7