見出し画像

来年の手帳

今年も残り2ヶ月を切りましたが、皆様来年の手帳はどうされていますか?
手帳の始まり月も様々なので、既に準備された方、これからの方といらっしゃると思います。

私は10月初旬に購入しました。
来年4月に早速予定が入ったため、忘れないうちに記録しておきたかったのです。

近所の文具店では、9月からぼつぼつと手帳を並べ始めていたため、おかげでゆっくりと吟味することが出来ました。

現在使用中の手帳が1月始まりなので、やはり今回も1月始まりを選びました。
エル・コミューン社のマトカシリーズからのこの一冊、ベルト付きでカバンの中で納まりやすく、また手に取りやすいと思います。

時間ごとに区切られているウィークリーページ。別冊で薄いノートもついてきます。
印刷の濃さも、自然と目に入るほどちょうど良い感じ。

B6判で、マンスリーとウィークリーのページで構成されています。
来年も引き続き、サイズも様式も、今年使っているものと全く同じものにお世話になるのですが、やはり大きすぎず、小さすぎないB6サイズが、私にはピッタリなのです。

何故なら私は、昔から小さな字が書き込めず、もし書けたとしても、それを読み返せる自信がなくなる年頃だから。
そして、多少筆圧強めでも耐えられそうで、ページもめくりやすい紙質。

アラフィフにも何かと優しい手帳だと思います。

さて、以前もこのことについて呟いたのですが、私の手帳生活が復活したのは、2年前。

勤務していた十数年間、そして退職した後の1年間は、実は手帳をしっかり使うことがそんなにありませんでした。

働いていた時は、主にどうしていたかというと

予定は、大きめの卓上カレンダーへ。
仕事の進め方は、引き継ぎ書作成も兼ねて、パソコンのワード文書へ。
あるいは、内蔵されていたTo Doリストへ(結局最後まで使いこなせませんでしたが)。
もっと詳細は、紙ファイルに綴った各業務書類の隙間に、ちょこちょこ書き込みを。あるいはメモや、資料になりそうなコピーを貼ったり。
プライベートなスケジュール、私見、創作みたいなものは、携帯のちスマホのメモ機能を利用。
その他は、付箋に書き込んで、太陽の如くパソコンに貼り付けておりました(よく同僚にからかわれていました)。

当初はA4サイズの手帳に、上記のものを一緒くたに書き込んでおりました。
しかし、会議室への移動や外回りやらが重なったとある日、なんとその手帳を紛失してしまった経験があります。

翌日、「昨日使った(仕事場の)車のシートの上にありましたよ」と車両管理の担当者が見つけて渡してくれました。
多分、カバンに入れたつもりが、そうではなかったのでしょう。
その際は、無事手元に戻って来たので、一安心。

しかし、本当に紛失した時は、実損は勿論、心的ダメージがかなり大きい(所信表明らしきものを沢山書き込んでいました)ので、いいのか悪いのかわかりませんが、自然と上記のような手帳離れのスタイルを取るようになりました(簡素な手帳は持っていましたが)。
手帳を使いこなす大人✨というものに、いまだ着いていない私。

今の仕事は家を守ること、つまり専業主婦なので、一冊の手帳に、思う存分何事も安心して書き込んでいます(笑)

月別カレンダーには、予定や記念日などを。
一週ごとに区切られたページには、所感や感想や反省、(今も)所信表明らしきもの、そして認知症予防を兼ねて、前日の食事記録等を付けております。
効果有りかどうか、はっきりするのはまだ何十年後でしょうけど。


そして今月に入り、私はもう一冊手帳を購入いたしました。
それは、県民手帳というものです。
47都道府県にあるものなのかしら。

若い頃はそのありがたみを実感できなかったのですが、この年になると地元愛という立派なところまではいきませんが、何となく、もっと地元を知った方がいいのでは、という焦りにも似た気持ちが出てくるものです。

こちらの手帳、地元の産業・祭りや各市町村の紹介は勿論、一日の出生・死亡率や婚姻・離婚率等、統計情報満載です。

又、購入金額全国1位というコーナーもあり、県産品ではないとある野菜が全国1位という、意外な事実も初めてそこで知りました。
私もよく好んで買っているものですが、成程それは県民性だったのか。

一番興味深いのは、日ごとのスケジュールの欄に、過去5年間のおおよその天気と、過去30年の最高・最低平均気温も何気なく記載されている点です。

わが県は、農家さんなど自然を相手にする業種が多いところだからでしょうか(素人考えです)。
それ以外でも、商売での仕入れや行事を立てる際に役立ちそうで、やっぱり県民手帳は、県民のための手帳です。

ちなみに手帳によると、1月1日は、最高気温5℃(こちらにしては暖かい方です)、天気は晴れ。
久々に、初詣か初売りに出かけようかと思い浮かべ、予想もしない場所から、展望を貰いました。

外の県民手帳が、どんな構成になっているのかというのも気になりますね。

こちらの手帳、印刷の濃さも丁度いいし(汗)、価格が1,000円を切っている割にはカバーもしっかりしているし、中身も作りも申し分がありません。
さすが、公的機関は強しです。

だけど残念ながら、ちょっと私の普段使いには向いていそうにない。
何故なら、(私的には)サイズが小さすぎ、自分の手のひらでさえも全体を掴むことが出来るほどに、です。

私にとっては、主には為になる面白い読み物であり、サブになるかも知れないし、ならないかも知れない手帳。
しかし、シャツやジャケットのポケットに収まりが良いとのことで、夫はその手帳を長年愛用しています。
彼は、老眼がそんなに進んでいないのかしら。

手帳って、使ってみるまで相性が分からないし、これが一番、と思って使い続けても、年齢や生活環境の変化によって、相応しい手帳タイプも変わるものだし、なかなかぴったりな一冊に巡り合うのも難しいものだ、と思います。

生活に溶け込める、ベストな手帳に皆、出会えますように。

この記事が参加している募集

#買ってよかったもの

58,901件